2階の展示室では、
操上和美 時のポートレイト ノスタルジックな存在になりかけた時間が
展示されていています。
私がついたときは、午後2時前で、2時からの学芸員の方が作品について
説明してくださるのに間に合い、お話を伺いながら作品を
見てみると感慨深いものがありました。
展示は、シリーズ『陽と骨』・シリーズ『NORTHERN』の二つに
分けて展示されています。
『陽と骨』では、1970年代からとり続けているシリーズで
入って左手、おもちゃのカメラで撮影した作品が並んでいます。
おもちゃのカメラで撮られているので乱反射を起こしていて
それでしか撮れないマニュアルの味わいがあります。
また、入って正面には、カラーの写真が並んでいました。
シリーズ『NORTHERN』は、
1994年お父様が亡くなられたことをきっかに、北海道へ旅した写真から
始まったシリーズ。
私は、写真を撮るとき、簡単に綺麗に撮れるカメラが欲しいと思ってしまうのですが、
説明を聞きながら、写真を見ていると
自分が撮りたいものは、何で、被写体と対話しながら、それをどう表現するか?
ということを考えさせられました。
展示室には、青い2本の柱があります。
この青は、単色の作品を制作するフランスの画家イヴクライン氏の
インターナショナル・クライン・ブルーだそうです。
そして、「時間なんて人間がでっちあげたものだ」という言葉を残している
ウイリアムバローズさんのパネル。
ホール全体を通して、訴えるものがあるように感じます。
展示室を出たところに置かれているipadでは、
操上和美さんのDiary1970~2005の357点のポートフォーリオを
見る事ができます。
11月22日から12月2日まで作品展示作業を含めた動画が上映されるそうです。
この後、渋谷の『たばこと塩の博物館』に立ち寄りました。
それは、次回へ。
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