【タテハチョウ科の仲間たち(3)】
☆タテハチョウ科の仲間たち(1) 15種 テングチョウ亜科、マダラチョウ亜科、ドクチョウ亜科
☆タテハチョウ科の仲間たち(2) 11種 イチモンジチョウ亜科
☆タテハチョウ科の仲間たち(3) 15種 タテハチョウ亜科、コムラサキチョウ亜科
☆タテハチョウ科の仲間たち(4) 14種 ジャノメチョウ亜科
◎2024年5月1日 編集 15種類・・・タテハチョウ亜科(11)、コムラサキチョウ亜科(4)
☆コヒョウモンモドキ(小擬豹紋)・・・タテハチョウ科 タテハチョウ亜科。絶滅危惧IB類★★★★☆。本州の関東地方から中部地方の山地帯〜亜高山帯山地の林縁や林間の明るい草原に生息する。
☆サカハチチョウ(逆八蝶)・・・タテハチョウ科 タテハチョウ亜科。★★☆☆☆。翅にある逆八の字が名前の由来です。夏型は、濃茶色地に白の一文字模様で、イチモンジチョウを小さくしたような感じ。
☆キタテハ(黄立翅)・・・タテハチョウ科 タテハチョウ亜科。★☆☆☆☆。黄色地に黒い紋があるタテハチョウ。初夏から真夏にかけて現れる夏型(地色が黄色っぽい)と、秋に現れてそのまま越冬する秋型(地色がオレンジっぽい)がある。
☆シータテハ(C立翅)・・・タテハチョウ科 タテハチョウ亜科。★★★☆☆。翅の裏、後翅に小さなC字模様がある。黄橙色地に黒い紋があるタテハチョウ。キタテハに似るが、本種の方が翅の外縁の凹凸が激しい。
☆ヒオドシチョウ(緋縅蝶)・・・タテハチョウ科 タテハチョウ亜科。★★☆☆☆。鮮やかなオレンジ色に黒い紋があるタテハチョウです。6月頃に新鮮な成虫を見かけますが、その後は休眠してしまい、次に現れるのは翌春になります。
☆エルタテハ(L立翅)・・・タテハチョウ科 タテハチョウ亜科。★★★☆☆。翅の裏側は目立たない地味な色をしていますが、白くLの字が見えるのが特徴です。表側は、褐色の地に黒斑と白斑が目立ちます。
☆キベリタテハ(黄縁立翅)・・・タテハチョウ科 タテハチョウ亜科。★★★☆☆。翅の表面は濃いチョコレート色で,外縁に淡黄色の帯があるためこの名がつきました。本州ではシラカバ,ダケカンバのある1000~2000mの地帯にすんでいます、露岩地や地表に止まります。
☆ルリタテハ(瑠璃立翅)・・・タテハチョウ科 タテハチョウ亜科。★☆☆☆☆。濃い黒褐色の翅の表面に「瑠璃」の和名通りの鮮やかな水色の帯模様が入るのが特徴です。この帯模様は前翅の先端部で切れ、白い斑点がついています。
☆クジャクチョウ(孔雀蝶)・・・タテハチョウ科 タテハチョウ亜科。★★☆☆☆。の通り翅の表側にクジャクの飾り羽のような大きな目玉模様(眼状紋)を持っています。一方翅の裏側は褐色で、表側のような鮮やかさはありません。
☆アカタテハ(赤立翅)・・・タテハチョウ科 タテハチョウ亜科。★☆☆☆☆。翅の裏側は目立たない地味な色をしていますが、表側は、赤褐色地に黒い斑紋があり、前翅には白斑紋も見られます。
☆ヒメアカタテハ(姫赤立翅)・・・タテハチョウ科 タテハチョウ亜科。★☆☆☆☆。翅を立ててとまる蝶という意味で命名されたタテハチョウの一種で、その中でも赤(アカ)色っぽく、アカタテハに比べて、やや小さく愛らしいので姫(ヒメ)が付きました。
☆コムラサキ(小紫)・・・タテハチョウ科 コムラサキ亜科。★★☆☆☆。翅の裏側は、褐色の地に、前翅には黄褐色と黒の斑模様があり、後翅には赤褐色の線も見られます。翅の表側は、茶褐色の地にオスではオレンジ色の帯が目立ちますが、見る角度によっては紫色に光って見えます。
☆クロコムラサキ(黒小紫)・・・タテハチョウ科 コムラサキ亜科。★★★★☆。通常型では翅表の黄色紋ですが、黒色型は斑が白色に、褐色の地色が黒褐色になるため、構造色の紫がしまって見えるためにより美しく感じられます。
☆オオムラサキ(大紫)・・・タテハチョウ科 コムラサキ亜科。準絶滅危惧★★★☆☆。オスの翅の表面は光沢のある青紫色で美しい。メスはオスよりひと回り大きいが、翅に青紫色の光沢はなくこげ茶色をしている。
☆ゴマダラチョウ(胡麻斑蝶)・・・タテハチョウ科 コムラサキ亜科。★★☆☆☆。翅は前後・表裏とも黒褐色の地に大きな白斑や帯模様が散在しており、和名もここに由来する。口吻が橙色をしている以外は全身が白黒二色で構成されている。
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