TULIP DIARY

届くといいな やさしい風に乗って

城崎温泉駅の下駄

2008年01月14日 | 旅日記
城崎温泉の駅前には下駄がたくさん置いてある。
各旅館の下駄だ。
外湯巡りはこの下駄でまわるのが城崎らしいのであろうが
冬場は雪が降るので慣れない者には下駄は歩きにくい。
外湯に行くときには日中は道のまんなかをひっきりなしに車が通るので
側溝を気をつけながら下駄を履き、傘をさして歩かないといけないのだ。
旅館にチェックインしたときに靴は玄関横の下駄箱にしまわれることが多いので
自分の靴で行けないこともないのだろうが下駄がいつも玄関に用意されている。
外湯から出て帰るときも外湯の入り口でいつも仕事をされている方々は
丹前を見ただけですばやくどこの旅館かわかるプロの方々なので
玄関先できれいに整理整頓された旅館の下駄をすばやく出してもらえる。
日頃、下駄を履くことが少なくなったので
旅行したときぐらいは下駄を履いて下駄のよさを発見するのもいいものだ。
旅館の長靴をはいて外湯めぐりをしていた子供連れのお母さんを見かけた。
長靴かあ、雪が降っていてこけたら大変だもんなあ。
そんな気遣いができる旅館もあるのだなあと思った。
コメント
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