ふるさとの山に向ひて 新井満 著 日本放送出版協会
「千の風になって」を作曲したことで一躍有名になった著者はお墓参りが趣味という。
日本だけでなく、外国にも出かけて墓所まで足を運び、墓前に立ち、
静かに目を閉じ、心を平安にし、遠くから聞こえてくる死者の声に耳をすますという。
死者の生涯をオマージュし、冥福を祈りながら使者と親しく対話するそうだ。
そんな著者が最初にお墓参りをしたのが石川啄木だったそうだ。
「ふるさとの山に向ひて言ふことなし ふるさとの山はありがたきかな」
という歌など5編にメロディーをつけてCD化した歌がこの本には載っている。
メロディーをつけるために訪れた岩手県の旧渋民にある啄木の故郷、
そこに建つ石川啄木記念館での訪問の記録をまとめた本だった。
20年ほど前に石川啄木記念館を訪れたことがある。
3月の下旬だった。まだ、渋民駅がJRだった頃、駅から結構歩いたのを覚えている。
記念館のすぐ傍にある渋民公園から岩手山や姫神山が見えた。
啄木がこの山を詠んだ心境が共鳴できたように思った。
そこでお土産に「ふるさとの山に向ひて・・・・・」の歌が書かれた色紙を買った。
「千の風になって」を作曲したことで一躍有名になった著者はお墓参りが趣味という。
日本だけでなく、外国にも出かけて墓所まで足を運び、墓前に立ち、
静かに目を閉じ、心を平安にし、遠くから聞こえてくる死者の声に耳をすますという。
死者の生涯をオマージュし、冥福を祈りながら使者と親しく対話するそうだ。
そんな著者が最初にお墓参りをしたのが石川啄木だったそうだ。
「ふるさとの山に向ひて言ふことなし ふるさとの山はありがたきかな」
という歌など5編にメロディーをつけてCD化した歌がこの本には載っている。
メロディーをつけるために訪れた岩手県の旧渋民にある啄木の故郷、
そこに建つ石川啄木記念館での訪問の記録をまとめた本だった。
20年ほど前に石川啄木記念館を訪れたことがある。
3月の下旬だった。まだ、渋民駅がJRだった頃、駅から結構歩いたのを覚えている。
記念館のすぐ傍にある渋民公園から岩手山や姫神山が見えた。
啄木がこの山を詠んだ心境が共鳴できたように思った。
そこでお土産に「ふるさとの山に向ひて・・・・・」の歌が書かれた色紙を買った。