TULIP DIARY

届くといいな やさしい風に乗って

遠野の思い出

2008年01月30日 | ひとりごと
この前の土曜日に「旅サラダ」のテレビ番組で下條アトムさんが岩手県の遠野を旅していた。
今まで行ったことのある旅先のときはいつも行ったときのことを思い出しながら
見ることが多いが、遠野は大変感慨深かった。
遠野に最初行ったのは20年ほど前の3月末だった。一人旅だった。
寒かったけれど雪は降っていなかったし、積もっていなかったので
駅前で借りた自転車でカッパ淵や伝承園などを見学した。
カッパが出てくるという伝説のカッパ淵は本当にきれいな小川だった。
伝承園ではたくさんのオシラサマという神様が展示してあってとても神秘的だった。
もう一度行ったときは真夏の猛暑日だったので印象がだいぶん違っていた。
遠野に行くなら早春か春がいちばんいいのかもしれない。
もう一度行くなら春まっさかりのときに行ってみたい。
遠野はいつまでも残っていて欲しい美しい素朴な日本の風景があるところだった。
テレビで放映されていた遠野は20年前の遠野とあまり変わっていなかったかに見えた。
あまり変わっていないところあるということが嬉しいときもあるが
遠野の雰囲気は20年前とあまり変わってなさそうだったので嬉しかった。
観光協会では「カッパ捕獲許可証」を発行していると放映されていた。
カッパを捕獲したらどうなるんですかの下條さんの問いかけに
観光協会の人も答えられなかったやりとりがなんとなくおかしかった。
カッパ淵でカッパに会えなかった下條さんはウルルンのナレーターの口調で
「下條カッパに会えなかった」としめくくっていた。
コメント
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