47都道府県女ひとりで行ってみよう 益田ミリ 著 幻冬舎
毎月1つの都道府県に一人で旅に出かけ、そのときの旅の思い出を
エピソードも交えながらまとめた4年間の旅の本だった。
旅した都道府県ごとの章に分かれているのだが、
各章の最後の4コマ漫画もとても楽しい。
ところどころ笑えるところもあり、
さくらももこ風のエッセイにも少し似た感じのする本だった。
積極的に地元の人々とふれあうということもなく旅をしながら、
一人旅をするだけなのだけれど、
普通の旅はドラマチックなことがあるほうが少ないのであって
こんな感じの旅が多いのだと思いながら読んだ。
実際自分の一人旅のときのことを振り返りながらうなずいてたところも多かった。
気取らず、肩肘張らない30代半ばの女性の素直な気持ちがとてもよく伝わってきた。
女一人旅にまつわる20代ではない30代半ばの女のひとり旅に
絶えずくっついてくる世間のあれこれにもふわっと逃れながらも
弱気なところをも覗かせる著者にとても共感できた。
旅行に行くと帰宅する途中の高校生たちによく出会うことが多いのだが、
この本でも郡上八幡のきれいな町の中を毎日通っている高校生や
のどかな風景をいつも見ながら通っている高校生たちのことが書かれていた。
大阪のようなところで育った者としてはとても羨ましいものがあったが、
そう思う人もやはりいたのだと発見した本でもあった。
毎月1つの都道府県に一人で旅に出かけ、そのときの旅の思い出を
エピソードも交えながらまとめた4年間の旅の本だった。
旅した都道府県ごとの章に分かれているのだが、
各章の最後の4コマ漫画もとても楽しい。
ところどころ笑えるところもあり、
さくらももこ風のエッセイにも少し似た感じのする本だった。
積極的に地元の人々とふれあうということもなく旅をしながら、
一人旅をするだけなのだけれど、
普通の旅はドラマチックなことがあるほうが少ないのであって
こんな感じの旅が多いのだと思いながら読んだ。
実際自分の一人旅のときのことを振り返りながらうなずいてたところも多かった。
気取らず、肩肘張らない30代半ばの女性の素直な気持ちがとてもよく伝わってきた。
女一人旅にまつわる20代ではない30代半ばの女のひとり旅に
絶えずくっついてくる世間のあれこれにもふわっと逃れながらも
弱気なところをも覗かせる著者にとても共感できた。
旅行に行くと帰宅する途中の高校生たちによく出会うことが多いのだが、
この本でも郡上八幡のきれいな町の中を毎日通っている高校生や
のどかな風景をいつも見ながら通っている高校生たちのことが書かれていた。
大阪のようなところで育った者としてはとても羨ましいものがあったが、
そう思う人もやはりいたのだと発見した本でもあった。