TULIP DIARY

届くといいな やさしい風に乗って

大阪府立中央図書館の続き

2010年08月27日 | 旅日記
児童文学館の今までの機能が橋下知事の政策で
廃止になってしまってからこの文学館の膨大な蔵書や資料が
府立中央図書館に1部移動された。今年から中央図書館の
レストランの敷地内に開館していた。
書庫にも児童文学館のたくさんの資料が移って来たそうだ。
収納するのもすごく大変だったそうだ。
吹田にあった国際児童文学館はマンガばっかりと
橋下知事が廃止のためにマスコミなどに
触れ回ってアピールしていたマンガも何冊かは
この中央図書館の書庫に並べてあった。
地下にある書庫内には常時民間の委託職員の人々が待機しておられた。
地上階の利用者などからの依頼のファックスが届くと
その方々はそこに置かれたままになってる自転車に乗って
書庫内から依頼の本を探し回って本を取り出してくるという
仕事をされていた。職員の構成も橋下知事の政策の一環か、
カウンターやいろいろな部署にお揃いの服を着た民間委託の方々が
目立ったのも今までと違う図書館の風景だった。
民間思考の強い橋下政策が今後図書館政策にも
もっと民間思考を強く掲げてくるのかと思った。でも橋下知事は
民間民間と言われるが果たして民間と公の長所と短所を
はっきりと把握されているのかよくわからないとも思った。
このまま行くと民間はサービスなど素晴らしいということになって
図書館全部が民間経営になってしまうのでは思ってしまった。


コメント
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