ちょっと今から仕事をやめてくる

友人から見たいという連絡を受け昨日天王寺で『ちょっと今から仕事をやめてくる』の映画を一緒に見てきました。最後のほうは原作本とはちょっと違った展開でした。原作本よりは映画のほうがインパクトがあり、よかった気がします。この映画は上司のパワハラや仕事に翻弄される若者青山が見ず知らずののちに親友になったヤマモトに会って、人生を止めてしまうのを思いとどまって会社を辞めようと決意するまでの心の格闘を描いています。上司のひどいパワハラや先輩社員による陰謀などが普通であるようなブラック企業で働かなくてはいけない人々の苦悩が原作本ではあっさりと書かれていましたが映画の中では辛いほど伝わってきましした。青山が親友ヤマモトに投げかけられた「希望はないのではなくて目に見えていないだけ」という言葉が青山を救ったのかもしれません。このセリフが一番印象に残りました。映画が終わってから友人から青山役はソフトバンクの工藤監督の息子さんの工藤阿須加さんだったということを教えてもらいました。まったく知らなかったです。ヤマモト役の福士蒼汰さんの大阪弁は違和感がなく上手だったです。