TULIP DIARY

届くといいな やさしい風に乗って

ガラスの封筒と海と

2017年10月12日 | 読書日記
ガラスの封筒と海と アレックス・シアラー 著 求龍堂
デルウィックという港町に住むトムは、船乗りの父親が嵐の海での船の転覆で戻ることがなく、亡くなってしまったということを受け入れざるを得ない日々を送っていました。ある日、トムは瓶に手紙を入れて海に流し、来ることがないかもしれない返事を待ち続けます。トムの純粋なあきらめない心や信じる心が奇跡を起こすお話でした。ラストがとてもよかったです。海の匂いや海の色や港町の情景を思い描きながら最後は一気に読めた夢と希望があるお話でした。
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