TULIP DIARY

届くといいな やさしい風に乗って

幻坂

2017年10月17日 | 読書日記
幻坂 有栖川有栖 著 角川文庫
第5回大阪ほんま本大賞受賞作。先日、大型書店で店頭に並んでいてちょっと読んでみようかなあと思って買ってきた本でした。この本は大阪の天王寺の七坂が舞台になっているその土地の歴史やさまざまな人間模様が描かれた短編集です。登場人物が突然亡くなったり、幽霊だったりと怪談めいた話も出てきます。昔、夕陽丘図書館がこの七坂のうちの一つの坂の付近にあったころ、この付近は徒歩で何回か高校時代に出向いたことがありました。清水寺や実在する高校名もこの本の中では出ていてちょっとだけ懐かしく思った小説でした。
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