TULIP DIARY

届くといいな やさしい風に乗って

かみさまは小学5年生

2018年07月12日 | 読書日記
かみさまは小学5年生 すみれ 著 サンマーク出版
かみさまの上から2番目の位置にいるとこの本の中で明らかにされている、作者の小学校5年生のすみれちゃんがかみさまの声を伝えるべく、みんなに伝えたい大切なことがたくさん詰まっている本でした。図書館でたまたま見かけて借りて読んだ本です。オーラが見えたり、かみさまの声が聞こえたり、おなかのなかの赤ちゃんと話したり、天使や妖精や幽霊や石や物とも話ができるという特殊な能力を持つすみれちゃんの実話でした。映画化もされたそうです。この実話を信じる人と信じない人に分かれると思いますが、この本の中に書かれていたすみれちゃんが伝えたいことは小学校の5年生では思いつかないのではないかと想像できるようなことがほとんどで、どの言葉も人が生きていく上で誰にも当てはまるような大切なことが書かれていました。この本を読んで一番心に残ったことは、今世に一度きり、世界にたったひとりしかいない自分という存在を大切に、一人一人が幸せにならないといけないよと空の上のやさしいかみさまがいつも見守っていて温かい言葉で励ましてくれているかのような言葉の数々でした。この本の中での不思議なインパクトがある言葉の数々はいろいろなアーティストの歌に使われているような歌詞や伝えたいこととよく似ていて、心に強くいつまでも残りました。かみさまがお酒が大好きで朝起きるのが遅いということは知らなかったです。この本の中でそう書かれていました。空色のきれいな装丁で全編空の上からのかみさまのメッセージのようなイメージの本になっていました。
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失敗図鑑

2018年07月12日 | 読書日記
失敗図鑑 えらい人ほどダメだった! 大野正人 著 文響社
引きこもりだった、夏目漱石、不良少年だったベーブ・ルース、調子にのった、野口英世、のろまと呼ばれた、アインシュタイン、理想が高すぎた、孔子、ナイーブすぎた、ノーベル、にげ出した、二宮尊徳、人の意見が聞けなかった、フロイト、コンプレックスの塊、オードリー、助けてくれと言えなかった、ベートーヴェン、天才ゆえに死にかけた、ダリ、新しすぎた、ピカソ、65歳まで失敗続きの、カーネル、正直すぎて炎上した、与謝野晶子、イケてないと言われた、シャネルなどの偉人伝などその生き方が手本になるような人たちのダメだったところをそれぞれ紹介して、失敗してもどのようにして立ち上がったかということやダメなところをどのようにしたらクリアできるかをこの本の作者がそれなりに解釈し、どちらかというと子供たちに向けに書かれた励ましや勇気づけや失敗したときの気持ちの持ち方などのコツが書かれていた本でした。それぞれの偉人たちの功績を紹介した後に、「アチャ~」とそれぞれ失敗したことを紹介するページの一番最初に大きな字で書かれていたり、カットや漫画での紹介もそれぞれの偉人たちの個性や人間性がぱっと見ただけでも伝わってきて今の子供たちにはとっつきやすい本の装丁になっていました。この本を読んだ子供たちが、失敗を恐れない、失敗しても大丈夫と思えるようになってくれたらいいなあと想定して作者はこの本を書かれたのかもと考えながら読んだ本でした。
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