TULIP DIARY

届くといいな やさしい風に乗って

旅についての一考察

2018年08月03日 | ひとりごと
先日、読んだ本『フーテンのマハ』の中に、作者が、モットーとされている旅のしかたがところどころに散りばめられていましたが、その旅のしかたは自分自身はどうかと当てはめてみると作者と同じことも多かったですが、全く違うことも多かったように思いました。人生で失くしたら途方に暮れるものはマハさんの場合は旅と記載されていましたが、私もよく考えたらそうかもしれないなあとこの本を読んで少しだけ思いました。でも、旅と言ってもいろいろな事情で出かけることができないときもあるので、しいて言えば、旅そのものよりも旅したことでその時々の楽しかった思い出を失くしてしまったら途方に暮れるかもしれないですね。旅をすることで人を知る、旅をすることでその地域を知る、旅をすることで日本を知る、旅をすることで本当に大切なことを知ることが今まで多かったように思います。仕事についてもう長い年月が経ち、自分で働いて得たお金であちこち何回も旅をしても、まだまだ行ってみたいところが残っていることに気がつきます。このマハさんが書かれた旅行記のようなエッセイは書けないでしょうが、旅ネタはたくさんあるので、自分なりの旅のエッセイは何冊も書けるほどあちこち旅に出かけた半生でした。車を運転しない私は、いつも鉄道とバスと徒歩で旅をすることが多いですが、乗り物での移動中は一切本などは全く読まず、車窓の景色をずっと眺めることに集中します。一度、通路側の席しか取れなかったときに、窓側の席の方が乗られた途端に太陽光線も当たってなかったのに、移動中ずっと日除けを閉めてしまわれてひたすら眠っておられたのでずっと到着するまで車窓の景色すらちらっとも見えないという地獄を味わって以来、一人だけの席の指定を取るときはずっと窓側の指定席を確保することに努めます。車窓の景色を眺めるのも旅の醍醐味だと思ってるので、今日出掛ける一泊だけの自力で行く一人旅でも、窓側の席を取りました。今日はひたすら目的地まで移動の旅になりますが、楽しめたらいいなあと思います。
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