レンタル店で借りてきて観た映画の3本目はアニメの『リズと青い鳥』でした。映画館でこの映画のちらしを見つけたことがあって、お店でたまたま見つけ観賞した作品でした。高校の吹奏楽部を舞台にオーボエ担当のみぞれとフルート担当の希美の友情や心の奥深くの微妙な感情を描いた映画でした。「リズと青い鳥」という童話がこの映画の中では伏線になっています。ひとりぼっちだったリズの下に現れた青い鳥との出会いと別れに象徴される本当の愛情と人を大切にすることの意味がみぞれと希美の関係性を暗に示していました。お互いがリズでもあって、青い鳥でもあったという人間関係の微妙な複雑さと尊さが描かれていました。同じ高校の吹奏楽部で奏でる音楽を通して、高校生たちの青春の1ページを描いたこの映画は、若い世代の方だけでなくいろいろな世代の方が観賞されても見ごたえがある作品になっていました。高校内の図書室で返却期限が相当過ぎた「リズと青い鳥」の本をみぞれが返すシーンが2回出てきましたが、このシーンで図書委員の女子高校生とのやり取りがちょっと偏向性を感じるような描かれかただったのとその本が岩波文庫だったのですが、岩波文庫にはこの本は存在しないことが少し気になりました。
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