『あなたの番です反撃編』の最終回を録画していたのを一昨日見終えました。殺人ばかりのこのドラマはだんだん見る気が失せてきて途中見ていない回もあったのですが、一連の殺人事件の犯人が誰かを知りたくて最終回は飛ばし見ではなくって、最後までちゃんと見終えました。犯人は想像してなかった人だったですね。翔太と犯人だった人が語っていたシーン迫力がありました。翔太が憎しみで最後犯人を殺してしまうのかなあと思っていたら全く違っていて、このシーンはとてもよかったですね。愛と人を大切にすることの意味を語っていた翔太はカッコよかったです。このシーンは、このドラマを連続殺人だけを取り上げたドラマだけという印象を遠ざけるような人間の深淵に潜むもうひとつの希望の光を感じました。二階堂役は横浜流星さんだったんだと最終回で気が付きました。犯人と一連の殺人が行われた住人の一人が血縁関係にあったこともびっくりでした。血縁関係にあった車椅子を利用していた人がビルの上でくくられていた最後のシーンと翔太と二階堂の部屋の前に誰も乗っていなかった車椅子のシーンも意味ありげな終わり方でした。どんな些細なことでも誰に対しても愛情を注ぐことを忘れないことが犯罪を起こす人を少しでも少なくすることなんかなあとこのドラマを見終えたらそう思いました。
レンタル店で借りて観た映画3本目は『明日世界が終わるとしても』のアニメ映画でした。物語は日本公民共和国という日本と相対的なもうひとつの国に同じ主人公がいて、どちらかが死ねばもう片方の国の主人公たちも死ぬという繋がりを持っていて、日本公民共和国の主人公たちは日本を滅ぼそうしているとかなんとかややこしそうなパラレルの世界を描いたアニメでした。ややこしいので、観ていたら、居眠りしてしまいました。後で、ネタバレのサイトのあらすじを読んでみたらこういうストーリーだったのかと思いました。守りたい人がいるということ自体が大事なことなのでもあって、その大事な人を守るために、誰でもその人が持っているもの以上に身を粉にして、強く行動をしてきた人間の歴史は過去も未来も案外変わらないものなのかもしれないなあと思いながら観賞したアニメでした。