お客様の釣行記です。

F氏のヤリイカ釣行。

3月30日（水）、休みを取って御宿岩和田港の太平丸にヤリイカ狙いで出撃。
3月に入り、ヤリイカが好調に釣れ出したので行こうと思っていた矢先に東北関東大震災が発生。
東北沿岸は津波により壊滅的な被害を受け、さらにその直後から暫く続いた余震の恐怖。
今度は東電の原子力発電所の放射能の恐怖。
東日本でのガソリン等の物資の急激な不足。
被災地の方々には申し訳ないが、やっと東京も色んな物が落ち着いてきて、ガソリンも入れられるよう
になったので、超～久々に大海原へGO！
いつものように港に着いて、船に場所を確保しに行くと、平日だというのにいいポジションにはすでに荷
物がw(゜o゜)w
自分は右舷の2番目に場所を確保。
船長が来るまで堤防で仮眠。
ここで津波が来たら終わりだろうな～～と考えてしまった(>_<)
船長と大船長が来て、船のエンジンがかかる。
イカヅノ投入器を借りて釣り仕度開始。
前日は80～40ハイという釣れっぷり。
期待十分で5時前に出船。
6時前にポイント到着。
ヤリイカのサイズがいいので14ｃｍのツノをセットし、期待に胸を膨らませて第１投！
水深は200ｍだけど、全然手前で急にストップ。
その後ブルブルと竿先が・・・・・その正体はイカ狙いには付き物の「サバ」(；＾□＾)あはは…
毎回、朝の内はサバの活性が高く、ヤリイカがいるボトムまで仕掛けが落ちていかない。
投げ込めど投げ込めどサバに捕まってしまい、巻き上げてはサバを外して海にポイ！の繰り返しヾ(￣o￣;)オイオイ
両隣の常連さんは直結や半ブラでサバの層をクリアーし、なんなくヤリイカのパラソル級を釣り上げている(＠_＠;)
自分はブランコ式なので毎回サバに捕まり、まるで一人だけサバ釣り専門に来たみたいになっている(´0ノ｀*)オォ～ホッホッホッホッ
船長からも「直結か半ブラないの？」と聞かれたが、直結はビギナーには難しいというので買ったことなし。
半ブラは去年持ち込んだがあまり釣れなかったので自作してこなかった。
それが敗因(；一_一)
仕方なく、ツノのサイズを11ｃｍにし、色を地味なクリアー系に、数も３本まで減らしたらやっとサバの層をクリアでき、底に到着！
するとすぐにグイングインというイカ独特の引き！
やっときた～～～！と思い、慎重に巻き上げる。
掛かり所が悪いと巻き上げ途中で身切れしてしまい、ゲソだけ１本のみ、吸盤のみと言ったようなこともしばしば(^_^;)
200ｍの海底から船べりに上がってくるのがどんなに待ち遠しかったことか。
それがやっと水面に現れ、念願のヤリイカ、それもパラソル級を取り込もことができたので一安心。
その後、僅かな時間だけサバに捕まることなく、地道にヤリイカを捕獲。
いつもなら陽が高くなるとサバも移動して、姿を消すのに、今回は終わりまでサバの猛攻が収まらず大苦戦(-_-メ)
11時過ぎに沖上がりとなったが、自分の釣果はヤリイカ11ハイとスルメ４ハイ、40ｃｍ近いマサバ1本のみ。
竿頭の常連さんは30数ハイ。
それに比べ自分はサバを30匹くらい海にポイしたのではないか・・・・(￣◇￣;)
いつも常連さんの半分以下の数しか釣れないけど、今回は仕掛けの違いをまざまざと見せ付けられたので次回は仕掛けをパワーアップ
してリベンジしたいと思っている。
でも、直結ってバレやすいって言うから不安だな～～～(；一_一)
太平丸さんでも今回の津波で軽トラがやられてしまい、新車に代わっていました。
ここでも津波の爪痕があるんだな～

余談ですが、今回の津波で鹿島港も壊滅的なダメージを受け、現在復興作業が行われています。
各船宿も小屋が倒壊したり、船が流されたり、沈んだり、傾いたり、打ち上げられたりと悲惨な状況です。
いつも青物ジギングやヒラメでお世話になる清栄丸さんと電話で話したが、家や家族はみな無事で、再開に向けてみんなで頑張っている
ので、また来てくださいね！という元気な声に安心しました。
秋の青物ジギングに行けることを祈っております。