50のひとり言~「りぷる」から~

言葉の刺激が欲しい方へ。亡き父が書きためた「りぷる」(さざ波)を中心に公開します。きっと日常とは違った世界へ。

半ば、凪のような家庭と妻子に・・・

2015-06-15 20:41:27 | 小説
半ば、凪のような家庭と妻子に満足。平日ならロクに仕事が手につかなかっただろう。キッチンの音を聞くまでもなく、明日の幸男を頼ってくる中山理恵に、ほとんど怯えに近いではないか。
「ちょっとでかけてくる」
とキッチンの音に言った。・・・・・・

(つづく)


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