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トレインマークを白く点灯させた さよなら能登

2011-04-08 17:35:02 | 電子工作

前回からいろいろ考えた結果、

ヘッド/テールライトからの導光ではなく専用のLEDを設置する方針にしました。

トレインマークの上部に空間があるのでそこに基板を仕込んでみます。

水色のプリズムを外せばφ3の砲弾型でも無理やり入れることが出来ました。

チップLEDは足がないのでこういった場面では砲弾型が便利です。

 

と、その前に

トレインマークのケースとそのフタは右側のように加工しておきます。

生基板にパターンを彫ります。

ブリッジはショットキーバリアダイオードで組むようにしました。

コンデンサは空間に余裕があるので10μFをセレクト

また、手持ちの定電流ダイオードだと明るすぎたので1kΩの抵抗を使用しました。計算上の電流値は8.5mAくらいになります。抵抗を使うメリットは電流値を細かく設定できることと、なにより安価なことですね。LEDは基板に穴を開けて足を通してから半田します。

その際、写真のようにニッパの隙間を利用すると作業しやすかったです。

φ0.4の真鍮線で通電用の足を作ります。ボンネットの壁にノコギリで切り欠きを設けて足を通して半田しました。足と基板はこの状態でないと半田出来ないのでプラを溶かさないように手早く作業します。

足の先端はヘッド/テールライト基板の板バネと接触するようワッカ状にしました。

ワッカの向きは奥のように内側を向く方がよいみたいです。

黒いパーツ(中央の反射してる白っぽいパーツ)が接触しないように足を適宜曲げます。

 

続いてヘッド/テールライトの基板加工へ

ヘッドライトには18mAの定電流ダイオードを使用しました。またテールライト用のLEDは手持ちのモノと交換し、1kΩの抵抗を使用しました。

コンデンサは1μFです。

2ヶ所もジャンパしたりでかなりゴチャゴチャ…

部品を設置したところと干渉する壁は切り欠きを付けておきます。

すべての部品を組み立てて試験点灯させてみます。

色の違いが分かりやすいようにまずは「とき」で比較。

加工前

クリックで拡大

運転室上のライトが外れてました…

加工後

クリックで拡大

色合い、明るさ共に満足のいく結果になりました。

白色LEDがやや青白い光だったのでクリアー+クリアーオレンジを何度か塗り重ねて

純白に近くなるように調整しています。

 

続いて「能登」に交換。両先頭車とも点灯するプリズムなので直接並べてみます。

クリックで拡大

左が加工後です。ボリュームは3/4くらい。

実際はもう少し暗い感じです。

ボンネット型のようなトレインマークの目立つ車両は常点灯化の効果が大きいですね。

サイドビュー

「とき」のように白いトレインマークの方が効果がハッキリして楽しいです。

もっとも、「とき」は片方のクハが点灯しないので勿体ないですが。

 

次は室内灯か、はたまた側面方向幕か悩みどころ…

いや、まずはタイフォンとかシンボルマークを付けるべきか

 

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