イダキと自転車
西武線西武園駅出発、住宅地の細い坂道を辿って回田緑道から
「せせらぎの道」へ、小さな池からの水が流れ、里山の小川の風景だ。
周辺には、サンショウウオ、ゲンジボタルが生息しているとか。
狭山公園に入り、木漏れ日の林で深呼吸。
大きな樹の、大きな葉っぱに「ほう葉だ!」
「とちの木の葉でしょう」植物博士のSさん、さすが。
すっかり改修された、たっちゃん池の水を眺めていると
後ろのベンチから 「ぶうぁ~っぶ、っぶ」と遠慮がちな低い音色が・・・
「何と言う楽器ですか?」「聞かせていただけませんか?」
「触らせて下さい」「どこでつくられているのですか?」
沢山の「?」とお願いに、嫌な顔をせずに、一つ一つ応えて
くれたハンサムな好青年に、すっかりうれしくなった母達でした。
楽器は「イダキ」
ユウカリの木を,シロアリがあけた空洞に,息を吹き込み音を出す。
オーストラリアのアボリジニ民族の楽器、本来は、神事のものである