エッセイ どうして私は 課題 【決断・迷い】 2010.3.12
「TとHと私の三人で、結婚の話しをしていた時、『H、おばあちゃまと結婚するんだ!』と言いました。
それを聞いたTは、『じゃあ、Tはお母さんと結婚する』 可哀想な、次男のH!」
友人のお孫さん、長男のT君五才、二男のH君三才との、三人の会話です。
長男は、若いお母さんと結婚し、心優しい幼い二男は、おばあちゃんと結婚する。
いつもお兄ちゃんに先を越されてしまう二男を、思いやっている、友人のブログです。
この文章を読んだ時、H君がどう感じて言ったかは分からないが、もし、「しまった」と思ったとしたら、私と同じだなと思う。
何かを決める時や、気まずい空気が流れたような場面で、つい、口をひらいてしまう。
例えば何人かで会話をしているような時、相手をなじるような話や失言があって、サッと空気が変わる事がある。
そんな時につい言葉を発してしまう、「でもさー」と。
そして余計な事を言って、その言葉にあわて、「しまった」となる。
時には、代表を決めなくてはいけないような時がある。
最初に口を開いたら負けみたいな空気、代表になれない言い訳が延々と続くと、つい口が出てしまう「じゃー私が」と。
そして、又言っちゃったと後悔しながら、「出来るの?」と、自分の中でドキッとする。
やるのなら、先のことを考えて決断し、堂々としてればいいものを、直ぐに反省する。
どうして私は、静かに微笑んでいられないのだろう。
物事を深く考えない行動は、「しまった」が多すぎる。
血液型占いによると、考えが浅く、行動が先に来るという、当たっている。
それに、私は長女、お姉ちゃん癖のお節介と、物事をじっくり考えないで熱くなる、おっちょこちょいな性格も、一因なのかもしれない。
「お手伝いするけど、みんな協力してね」
「やれるとこまでよ」
最近は、そんな逃げの言葉も用意している。
つつじのつぶやき… 9年前の作品です。
友人のブログの一説が心に残っています。
T君、H君のその後を時々思います。
4月、新しい出会いがいろいろな葛藤を生みます。
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