♪ウラギンヒョウモン
ウラギンヒョウモンは、夏の高原に行けばどこにでもいますが、普段歩いている低標高地では稀にしか見られません。
今年は幸先良く6月1日に新鮮な♂を撮影しました。
ノアザミとウラギンヒョウモン♂(6月1日)
同一個体
翌日、別の場所で♀を見付けました。発生時期にマイフィールドで♀を観察したのは初めてのことでした。
ノアザミとウラギンヒョウモン♀(6月2日)
同一個体
ウラギンヒョウモンの雌雄は、前翅表の翅脈に沿った2本の性標の有無で判別可能です。
※ウラギンヒョウモン観察場所については申し訳ありませんが伏せさせていただきます。
6月4日
クロアゲハ♀
第2化でしょうか。新鮮な個体でした。
ムシトリナデシコとヒオドシチョウ
今年はヒオドシチョウの訪花をよく見かけます。
ムシトリナデシコはヨーロッパ原産のナデシコ科の越年草。
ヒメジョオンとヒオドシチョウ
ヒオドシチョウといえば、クヌギやコナラの樹液酒場で見るシーンを思い浮かべるのですが、どこにでも生えるヒメジョオンやムシトリナデシコにも訪花するとは意外でした。
6月15日
標高約300mの山頂では、キアゲハが旋廻し、見晴らしの良い草の先端や蔓の上に陣取り縄張りを主張していました。♂のテリ張り(占有行動)ですね。
占有行動中のキアゲハ♂
他の蝶が来ると飛びたち争います。
ツマグロヒョウモン♂もやってきて、少し離れた場所でテリ張りを始めました。
占有行動中のツマグロヒョウモン♂
しばらくすると♀が飛来しました。すぐに♂が空中で追い掛け、2頭一緒に近くの葉の上に静止。見ると交尾が成立していました。
ツマグロヒョウモン♀(左)と♂
♂が山の頂に飛来し(Hilltopping)、占有行動する代表的な蝶としては、キアゲハ、ヒオドシチョウ、ツマグロヒョウモンがよく知られています。それは♀を待機するためですが、こんなにタイミングよく交尾に至るのを見たのも初めてのことでした。
♀も♂との出会いを期待して山頂を目指すということですね。
自宅付近は真夏日でしたが、涼しい風が吹き渡り快適でした。
ウラギンヒョウモンは、夏の高原に行けばどこにでもいますが、普段歩いている低標高地では稀にしか見られません。
今年は幸先良く6月1日に新鮮な♂を撮影しました。
ノアザミとウラギンヒョウモン♂(6月1日)
同一個体
翌日、別の場所で♀を見付けました。発生時期にマイフィールドで♀を観察したのは初めてのことでした。
ノアザミとウラギンヒョウモン♀(6月2日)
同一個体
ウラギンヒョウモンの雌雄は、前翅表の翅脈に沿った2本の性標の有無で判別可能です。
※ウラギンヒョウモン観察場所については申し訳ありませんが伏せさせていただきます。
6月4日
クロアゲハ♀
第2化でしょうか。新鮮な個体でした。
ムシトリナデシコとヒオドシチョウ
今年はヒオドシチョウの訪花をよく見かけます。
ムシトリナデシコはヨーロッパ原産のナデシコ科の越年草。
ヒメジョオンとヒオドシチョウ
ヒオドシチョウといえば、クヌギやコナラの樹液酒場で見るシーンを思い浮かべるのですが、どこにでも生えるヒメジョオンやムシトリナデシコにも訪花するとは意外でした。
6月15日
標高約300mの山頂では、キアゲハが旋廻し、見晴らしの良い草の先端や蔓の上に陣取り縄張りを主張していました。♂のテリ張り(占有行動)ですね。
占有行動中のキアゲハ♂
他の蝶が来ると飛びたち争います。
ツマグロヒョウモン♂もやってきて、少し離れた場所でテリ張りを始めました。
占有行動中のツマグロヒョウモン♂
しばらくすると♀が飛来しました。すぐに♂が空中で追い掛け、2頭一緒に近くの葉の上に静止。見ると交尾が成立していました。
ツマグロヒョウモン♀(左)と♂
♂が山の頂に飛来し(Hilltopping)、占有行動する代表的な蝶としては、キアゲハ、ヒオドシチョウ、ツマグロヒョウモンがよく知られています。それは♀を待機するためですが、こんなにタイミングよく交尾に至るのを見たのも初めてのことでした。
♀も♂との出会いを期待して山頂を目指すということですね。
自宅付近は真夏日でしたが、涼しい風が吹き渡り快適でした。
頂上での滞在時間は短かったのですが、幸運なことでした。
ギフチョウでの観察が出来るといいですね。
麓待機組の筆者には叶わぬことですけど。
千葉ではミドリとメスグロはいますが、ウラギンは見かけません。
わたしにとっては山の蝶です。
ヒオドシチョウも花に来るのですね、ちょっと驚きです。
戦場ヶ原でホザキシモツケに来たエルタテハは見たことがありますが、ヒオドシの吸蜜は見たことがありません。
ノアザミとウラギンヒョウモンの組み合わせは、夏の高原のイメージですね。
花のツーショットは今まで撮影したことがありません。
ウラギンヒョウモンは毎年見ておりますが、都内で普通に見られる蝶でもないので、いつ、どこで見られるか気になるところです。
ツマグロヒョウモンは求愛シーンは結構見かけますが、交尾シーンは意外に少なく、まだ一度しか見たことがありません。
ら、当地では遅いのかも知れません。
ミドリヒョウモンの♀も一緒でした。
ヒョウモンは総じて♂が早いようですが、♀もそ
れなりに美しく、どちらかというと♀の方が好き
ですね。
一方で、ツマグロヒョウモンは少ないですね。ス
ミレは野や畑にたくさんあるのですが、今季に限
らずよそでは多いというのがウソのようです。そ
れでも交尾シーンは年2~3回以上見かけ、ほか
のヒョウモンとは大きく違った状況です。
ヒオドシチョウの吸蜜は今年はオオイヌノフグリの小さな花で一生懸命蜜を吸っている姿を撮影してアップしましたが、珍しいですね。
いつも見かけるのは山頂でのキアゲハとの『お山の大将』争い・・・
個体差があるようで・・・
キアゲハがヒオドシチョウを追いかけまわしているかと思うと、違う山ではキアゲハが逃げ回っていたり・・・
そろそろ高原に行きたいのですが、なかなか暇がありません。それほど忙しいわけではないのですがね。細かい雑用ばかりで・・・
やはり、関東や中部の山地中心の分布なんでしょうね。
ヒオドシチョウの花での吸蜜をよく見るので驚いています。反対に今年樹液吸汁を見ていません。
樹液が乏しくて困っているんでしょうか。
今年見たのは栗よりもアザミ好みですが、栗での吸蜜も見たことがあります。