四季おりおり

自然散策そして音楽のことなど・・・ 
2010年秋より里山・谷戸歩きで見た風景や蝶・花の紹介が増えてきました。

城ケ崎海岸ピクニカルコース

2011-12-21 15:43:00 | 伊豆
ちょうど1年前、城ケ崎海岸自然探索路を歩いたので、今年はその続きのピクニカルコースを歩きました(12月15日)。



伊豆海洋公園から歩きはじめます。遊歩道は歩きやすく整備され快適。道端には、イソギク(↑)やツワブキが咲いていました。
未だに、秋の虫の「カネタタキ」がチン・チンと鳴いているのには驚きました(町田の谷戸で11月30日、三浦半島の佐島で12月12日に鳴いてはいましたが)。



門脇灯台が見えてきました。



門脇灯台から見たつばくろ島。
この島は一見陸続きに見えますが、陸側から離れており、哺乳類が渡れないため、数百羽のアマツバメが毎夏渡ってきてここで集団営巣するそうです。



つばくろ島は確かに陸から離れていますね(↑)。絶壁から海を覗き込んでの撮影です。遠方に見えるのは、伊豆大島です。
島を眼の前にした岩場で昼食を摂っていると、若い男性5人ほどが手に携帯を持って岩場をあちこちうろつきながら楽しそうに「大島から電波が届いた」「稲取はダメです」などと口々に言い合っている。「何を調べているの?」と聞くと、「現在地ノの情報を調べているんです」とのこと。若い人なら合点がいく人もいるでしょうが、何を楽しんでいるのかよく解りませんでした。



富戸湾を臨む。今日は、湾の向こう側まで行き、家々の辺りの坂を上がって富戸駅まで歩きます。



ぼら納屋。寛永三年(1627年)に紀伊家が建てたもので、現在の建物は増改築後のもの。ぼらが回遊する春と秋に村人がここに住み込み、ホラ貝や旗を合図に百人以上の村人たちが勇壮に出漁したと伝えられています。
現在は、お食事処として使われています。



富戸港近くの民家での大根干し風景。あちこちで見られました。この辺りの冬の風物詩でしょうか。
近くの日溜まりでは、ウラナミシジミが訪花していました。



富戸駅への坂の途中で、家の軒先のブーゲンビレアが大きく成長し、花を咲かせていました。



富戸の集落の向こうに富戸湾が見渡せます。穏やかな海を見下ろしながら暮らすのもいいなと思いつつも、ふと津波に襲われた東北被災地の人たちに思いを馳せました(この高さの高台なら大丈夫と思います)。


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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ピクニカルコースももう随分前、まだ写真を撮っていない頃に行ったきりなので懐かしいです。 (えむり)
2011-12-22 13:46:21
青空で陽射しがあると冬に歩いても快適そうですね。
大根干しは、冬の風景ですが、満開のブーゲンビリアは、夏の風景のようですね。
カネタタキが鳴いているのには、びっくりです。
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えむりさん (twoguitar)
2011-12-22 21:38:10
15日は快晴で風もなく、最高気温15℃と暖かで快適なウォーキングができました。
ブーゲンビレアは、一般的な花期が5~10月で、冬は室内置きのようなので、今頃咲き、戸外の地植えが可能なのは温暖な伊豆ならではですね。
毎年秋の虫ではカネタタキが最後まで鳴いていますが、こんなに遅くまでだったかなあと驚いています。
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おお~、城ヶ崎海岸ですね。 (KAZ)
2011-12-22 22:10:34
数年前に家内の母親を連れて、お正月に1泊してきましたよ。
ちょうどこの岩場の遊歩道を歩きました。
途中の松林の日溜まりにムラサキシジミがいて撮った記憶がありますよ。
懐かしいです。
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KAZさん (twoguitar)
2011-12-24 10:50:13
同じコースを歩かれたんですね。
海洋公園の花のところでクロマダラソテツシジミ?らしき蝶を2頭見たのですが、撮り損なってしまいました。
ムラサキシジミやムラサキツバメがいないかなと見ていましたが、見付かりませんでした。松林にいたんですね。
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青春時代に東京に七年住んでいましたが、 (良さん)
2011-12-24 17:23:02
城ヶ崎海岸に行く機会がありませんでした。

信州に住んでいると海を見る機会がありませんので
久しぶりに青々とした海を見て、感動しました。
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良さん (twoguitar)
2011-12-24 20:19:27
東京に住んでいらしたのですね。
今は相模大野にいるのですが、冬になると無性に海岸沿いを歩きたくなります。
青い海はいつ見ても気持ちがいいですね。
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