北海道では鶏の唐揚げのことをザンギという。北海道民によると、「ザンギ」と「唐揚げ」は違うと言っていて、ザンギのほうが衣が厚く味が濃いとのこと(ザンギのほうがまさに北海道風って感じ)。弁当屋さん「ベントス」では「ザンギ」と「チキン唐揚げ」がそれぞれ別メニューとして売っていた。
札幌の「中華料理布袋」でザンギの作り方を見せていた。興味深かったのが、日本酒も使って紹興酒も使っていたこと。和中折衷ね。
釧路ではザンギにたれをつけて食べるのが一般的なんだって。
ザンギの由来はというと、中国の「炸鶏」(ヂャーヂー、地方によってはザーギーと発音する)という鶏の揚げ物料理を北海道に伝えて、「運」とかけて「ん」を挿入して「ザンギ」として広めていったという。「唐揚げ」も「『唐』揚げ」ということから、もとは中国料理だっただろう。
イカザンギ、タコザンギ、鮭ザンギ、つぶ貝ザンギ、そしてジンギスカンザンギ(羊肉の唐揚げ)など、北海道では唐揚げ全般をザンギと呼ぶ。中国語の「炸鶏」が語源なので鶏以外に「ザンギ」というのは変だけど。
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