■ 分かりにくい道路標識がけっこうあると思うのですがどうでしょう。これは松本市内の某所に設置されている道路標識です。3つ(いや、正しくは規制標識が2つ、指示標識が1つ、補助標識が2つで、計5つ)の道路標識が1箇所に設置されています。
このように複数の道路標識を運転中に目にした場合、瞬間的に意味が理解できるでしょうか?
上の標識と下の左側の標識とでひとつのことを規制しているのではないか、などと思ってしまえば、意味不明、理解不能になってしまします。
下の左側の標識はここで一方通行は終わり、この先は対面通行ということを示しています。この場所の様子を示す上の写真で分かると思いますが、→と右向きになっている標識を、上向きにすべきではないでしょうか。カーナビでもそうですが、進行方向を上に向けるのが一般的で分かりやすいのですから。
以前、この変則5差路を「正しく」進行したのにもかかわらず、警察官に注意されたことがあります。幸い、注意だけで済みましたが。警察官もこの複数の標識を正しく理解していなかったようです。
このように複数の標識を設置する場合には、正しく理解できるかどうかきちんと調査することも必要ではないかと思います。車で走行中に標識を見て瞬間的に判断するわけですから、分かりやすくないと困ります。
この場所の近くにもう1箇所分かりにくい標識がありますので、次稿に載せます。