透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

スタバで「道草」

2016-05-26 | A 読書日記



 一昨日の朝、スタバのいつもの席で漱石の『道草』を読んだ。ようやく半分以上まで進んだ。横浜の神奈川近代文学館で開催されていた漱石展に先週末出かけたが、会場でこの小説の自筆原稿(展示されていたのは偶々新宿に向かうあずさで読んだ節の原稿だった)や小説に出てくる資料などを見てきたばかり。『道草』を読んでいると、漱石展で見た展示品が目に浮かぶ。

『吾輩は猫である』を「ホトトギス」に発表したのが1905年、そして『道草』を朝日新聞に連載したのが1915年。わずか10年ばかりの間にあれだけの作品を残した漱石はやはりすごい。



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