奈良井宿(塩尻市) 撮影日060708
■ いままでは建築を構成する部位の繰り返しに注目してきたが今回は、街なみを構成する建築の繰り返しに注目してみる。各々の建築がほぼ、同じデザインコードで構成されている。2階建て、平入りのプラン、間口の寸法もそれ程差がない。全く同じデザインというわけでは勿論ない、緩やかな統一。
通りを歩くと、繰り返されるデザインに心地よさを感じる。街なみを統一しようとむかしの人達が意識したのかどうか。でもむかしの人達もきっとこの宿場町に美を感じただろう。
組織に必要なのはオーガナイズドカオスだと指摘したのは江崎玲於奈氏だったが、これは美しい街なみにも必要な条件ではないかと気がついた。
猿頭、繰り返しの美学
板庇の押えの名前を忘れていたが調べて猿頭だと分かった。庇を支えるのは垂木と呼ばれる部材で上になることはない。上に人が乗れないようにするためだ、と聞いたことがある。本当のところはどうか分からない。でも理由はあるはずだ。
たまにはうU1さんも三次会までいきましょうね。
(コメントしないけどいつも見てます)
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U1さんのこのブログで、
繰り返しの美学を拝見させてもらっており
ロシアをより楽しむことができました。
こちらこそありがとうございますm(..)
特に、木や、マトリューシカなどは、
繰り返しの美学の知識がなければ、
単に面白い、きれい、だけで、深く感動しなかったと思います。
料理ですが、1年後、季節がめぐってきて材料が同じになると繰り返しますです汗
音楽ですが、例えばベートーベンの運命でいえば、
最初の「ジャジャジャジャーーン」
のリズムがこれでもかこれでもかと繰り返されます。意識して聴いていませんから、繰り返しは安心というか心地よいようです。
毎日楽しみにしております。
マトリョーシカの説明にもなるほど「繰り返し」が出てきますね。
これからも色んな繰り返しの美学に注目です。
いつもコメントありがとうございます。