撮影日150613
■ 北安曇郡池田町の川会神社を目指して安曇野市は穂高の生活道路を走行中にこの道祖神を見かけた。カーナビに表示されている住所は穂高柏原。双体道祖神で前稿同様、抱肩握手像。 白御影石は摩耗しやすい石質で、この道祖神も摩耗で顔の表情がはっきりとは分からない。
真円の中に貴族スタイル(衣冠束帯、十二単姿)の像をバランス良く納め、その周囲に大きく建立年を彫りこんである。右側は天保十三年、左側は寅(*1)、その下の渦巻きのような文字が読めない。最後は月吉日だろうが・・・。
*1 天保13年(1842年)、この年の干支は壬寅(みずのえとら)