6日、「新型インフルエンザ対策に関する緊急申し入れ」をおこないました
この間、学級・学年閉鎖、そして学校閉鎖が起こり、不安が広がっています。町田市は、患者数が警報レベルになっていて、東京の中でも、その数は多い状況となっています。しかし、きちんと対応をすることで問題解決に向かってすすむことができます。
日本共産党市議団として、次の5点にしぼって申し入れをおこないました(以下「要旨」)。
●新型インフルエンザワクチン接種は、1回目3600円、2回目2550円と自己負担。優先順位の高い市民がワクチン接種をためらうことのないよう公費補助を緊急におこなうこと。
●人工透析をしている方に対して、新型インフルエンザワクチンと肺炎球菌ワクチンの併用をすすめている。ワクチンの数量を確保すると同時に、6000円の負担を公費助成すること。
●感染拡大に備えて、市民病院に感染病床を確保すること。
●新型インフルエンザの正確な情報提供と予防啓発の徹底をすること。消毒液やマスクの配備をさらに拡充すること。急速な感染拡大に対して、医療現場の相互連携を図ること。
●医療関係者の子どもへの対応、保育所での保育のあり方の検討。学校など感染拡大の危険が大きい施設での閉鎖措置など必要な改定。小中学校の修学旅行が中止となった場合のキャンセル料を保護者負担にせず公費負担すること。
私のところにも、インフルエンザにかかわって、「ワクチン接種をするまで、学校に行くことができない」という相談が寄せられました
お話をうかがうと、ぜんそくを患っていてインフルエンザにかかると危険なために、すでに1カ月半近く、学校を欠席(出席停止扱い)しているとのことでした
(写真は「しんぶん赤旗」日曜版11月8日付)
その子も「いつになったら学校に行けるのか。友だちとの関係や勉強も遅れてしまうし不安…」と話していました。
親御さんも「学校や市にかけあったけれどなかなかすすまない。ワクチンが足りないということばかりが言われていて、心配で仕方ない」とお話しされていました。
「何とか解決したい。一日も早く不安を解消できるように自分にできることは」と、申し入れのときに市役所の担当者の方にもお話をしました。まだ、すべてを解決するには至っていませんが、ご家族の方も話したことで少しは気持ちが楽になってくれたようです。こういう問題を家族だけで抱えなければならない現状も何とかしていきたい
11月9日から医療従事者につづき、基礎疾患の方など新しくワクチン接種がはじまりますが、その予約もあふれている状態です。
申し入れに対して、副市長からは肺炎球菌ワクチン、市民病院の感染病床など動き出すというお話もありました。市民の不安を一刻も早くとりのぞくために、市に申し入れたことをしっかり実行させていくために働いていきたいと思います
ご存じの方もあるかと思いますが、11月1日付「広報まちだ」に新型インフルエンザについての詳しい情報が掲載されましたので、参考までに。
┏┓池川友一(日本共産党 市議会議員予定候補)
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