先日、こんな相談がありました。
「子どもが別々の保育園に通っていて、同じ日に運動会になってしまった。調整するようにはできないのか」
別の保育園になれば、こういったことが起こることはわかっていたつもりでしたが、現実を再認識させられる思いでした。
この相談してくださった方は、下の子の運動会をあきらめ、上の子の運動会に行くことにされたそうですが、本当に心が痛みます。
実際には、園庭がない保育園が増えていたり、場所を借りる都合で日程調整をすべてでやることはむずかしいのです。
根本問題は、保育所が不足していることにあることは明瞭です。
私も、上の子が待機児童になる経験をしましたが、現在は下の子と上の子が同じ保育園に通うことができています。10月には、その保育園の運動会がありましたが、二人とも発達段階に合わせた種目にとりくみ成長っぷりを発揮していました。
どちらかを優先しなければならないという決断を、保護者に迫らなければならないというのはなんとも不条理です。
今年6月に調査したときには、きょうだいで保育園に通わせている家庭は1225世帯、そのうちきょうだいが別の保育園に通っている家庭が246世帯(20%)となっています。以前は、3つの保育園に送り迎えしているというケースもありました。
「小学校の待機児童はない。保育園の待機児童解消は、政治の責任だ」──安心して、子どもを生み育てられる地域をつくるために、切実な声をもとに改善を求めていきたいと思います。
にほんブログ村←池川友一のつながるブログを見ていただきありがとうございます。一日1回、応援クリックをお願いします。
┏┓池川友一|日本共産党町田市議会議員
┗╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【事務所】
〒195-0061 町田市鶴川5‐10‐4
電話・FAX/042(734)1116
メール/up1@shore.ocn.ne.jp
※無料の生活相談、法律相談をおこなっています。お困りごとはなんでもお気軽にご連絡ください。