障害のある人たちとの関わりは、多様性を抜きに語ることはできません。
今年の正月、酉年にかけて「色とりどり」な一年にと障害者施設であいさつしたことがありましたが、障害があっても、普通に生きて行くことは容易なことではありません。
先日、医療的ケアが必要な障害児のご両親にお話を伺いました。
空気を吸うことも機械の力が必要、痰を吸うのも機械の力が必要、栄養をとるにも機械の力が必要、でも普通に生きています。本当に力強く生きています。
ある障害者の方から、言われたことがあります。
「私には障害がある。障害そのものは改善してもなくならないかもしれない。でも、障害を取り除くための支援があれば普通に生きていくことができるんだ」
多様性を発揮するには、マイノリティの人たちの声があらゆる場面で語られなければなりません。とりわけ、政治の舞台でマイノリティの声が発せられなければならないのです。
障害者運動の合言葉に「私たちを抜きに、私たちのことを決めないで」(Nothing About Us Without Us)というものがあります。
知恵は現場にある──地道に、大胆に、しなやかに、現場に足を運び、人間らしく生きて行くことができる社会を目指して奮闘していきたいと思います。
(写真は、花の郷まつりでの親父バントの演奏)
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