日本共産党都議団が実施した「隠れ待機児童調査」。
いわゆる「隠れ待機児童」(区市町村に保育の利用を申し込んでおり、認可保育園等を利用できていないが、国定義の待機児童数に含まれない子ども)の人数が分かったのは20区25市3町1村で1万7320人。
国基準の待機児童と合わせると、20区25市3町1村で2万698人だということが明らかになりました。
前年との比較では、国定義の待機児童は20区25市3町1村で 1669人の減、「隠れ待機児童」は887人の増、合計で782人の減でした。
この調査からわかるのは、「待機児ゼロ」だと公表している自治体でも、例えば港が2469人、杉並が1498人など認可保育園には入れない子どもたちがいるということです。
以下、発表文書です。
待機児童の調査結果について記者会見しました!回答のあった20区25市3町1村で国定義の待機児童数は3,378人ですが、認可保育園など国の認可事業を受けられていないいわゆる #隠れ待機児童 は前年比887人増の20,698人!保育の質を大切にして、希望する誰もが認可保育園に入れる対策を! pic.twitter.com/NntTusHFCr
— 斉藤まりこ (@tsukuttenet) 2019年6月10日
それにしても港区と杉並区の数がすごい!両区とも、区発表の待機児はゼロですが、#隠れ待機児童 は港が2,469人、杉並が1,498人!ゼロと言われても認可保育園にはだいぶ入りにくいのが親の実感ではないか。大田と世田谷も多いですが。ちなみに足立は区公表は123人ですが、隠れ待機児を合わせると633人! pic.twitter.com/VvPkYAdCkK
— 斉藤まりこ (@tsukuttenet) 2019年6月10日
#待機児童 ‼️
— 藤田りょうこ (@ryokofujitajcp) 2019年6月10日
待機児童の減少は、都議団や都民が求めてきた認可保育園を増やしてきたから。これは知事も認めている。
一方で2002年までは待機児童に含んでいた、いわゆる「隠れ待機児童」を合わせると、いまだに2万人以上が認可保育園などに入れていない。
待機児童ゼロは実態に合わせた整備が必要。 pic.twitter.com/OnXOII0Med
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