私の好きな、THE BLUE HEARTSの「裸の王様」という曲に、次のような一節があります。
♪今夜 僕は叫んでやる
王様は裸じゃないか
王様は裸じゃないか
裸の王様 何が見えますか?
裸の王様 何を学んだの?
裸の王様 今夜 サヨウナラ
ついに、「裸の王様」とサヨウナラする時がきました。
私たちは、日本国憲法を守ったのです。
「2020年を新しい憲法を施行する年にしよう」とまで言っていたわけです。もちろん、自民党は改憲を党の方針に掲げているわけですから、たたかいは続きます。
自らが立法府の長だとなんども発言したり、改憲議論を憲法に拘束されるべき当事者が先頭に立って唱えていたり…。立憲主義の回復は、野党共闘の大事な旗印になっています。
秘密保護法、安保法制、共謀罪──憲法違反の法律をこのままにしておくわけにはいきません。
新型コロナ対策でも、PCR検査数が少ない問題をはじめ課題山積の状況です。
森友、加計、桜を見る会──政治の私物化の疑惑は深まるばかりです。
3本の矢はどこへ行ってしまったのか。そして、消費税の2度にわたる増税を実行した責任は重大です。
原発事故──汚染水は完全にコントロールされているといいながら、現実は…。
沖縄の辺野古新基地建設は、なんどもNOの審判が下っても固執し続けています。
憲法に基づいて招集を求められたにも関わらず、国会をひらきませんでした。
7年8ヶ月を概括することはできませんが、この7年8ヶ月でウソやごまかし、隠ぺい改ざん、偽造ねつ造が侵食していきました。正直、公正が歪められていったのです。
ウソのないまっとうな政治を取り戻していく必要があります。
「ポスト安倍」ではなく、「ポスト自民党政治」こそ問われるべきです。自民党は、これまでのやり方を反省することができないでしょう。ポストコロナを見据えて、新自由主義を根本から転換していく必要があります。
市民と野党の共闘という新しい道を示していくことが、自民党政治の転換の方向として、しっかりと旗が立つようにさらに努力を重ねていきたいと思います。
さいごに。安倍首相には、病気の療養に専念していただきた、その後にきっちりと疑惑について説明していただきたいと思います。
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