日本共産党都議会議員(町田市選出)池川友一「市民とつくる都政への架け橋」

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「ただ生きていても、なんにも責められへん社会、いうのが正常」

2018-08-23 | 日々思うこと、考えたこと

 「なんにも取り柄がない人間が、ただ生きていても、なんにも責められへん社会、いうのが正常です」という言葉を発信した山田ルイ53世さん。

 当事者として発信するメッセージに、とても共感しました。

 人生には無駄も失敗もあるし、取り返しのつかないこともある。そういうことを抱えて生きていることを、子どもには正直に伝えたいと思っています。

 「もし娘さんが学校に行けなくなったら?」とよく聞かれます。いじめが原因なら行かない方がいい。命を落とすかもしれないからです。内面的な苦悩でも、無理して行かなくていいと思います。

 ただし、説明はします。「学校にいかなかった場合、しんどい思いをする。夢がかなわなくなることもあるよ」。これが、僕にできる唯一のことです。

 16年11月に「読売」に掲載されたインタビュー。

 みんながキラキラしていないとだめだっていうのはウソです。みんなが輝かしいゴールを切れるわけでもないのに、「みんなそうなろう」っていう風潮がありすぎる。なんにも取りえがない人間が、ただ生きていても、なんにも責められへん社会、いうのが正常です

 とても、共感できます。

 また、羽村市の登校拒否・不登校を考える親の会「ポコ・ア・ポコ」代表の井出さんが「さまざまな個性やその人の歩みを認め合い、支え合えるつながりを広げたい。そして、子どもの自己決定を『信じて・任せて・待てる』社会になってほしいと願っています」という言葉も、私たちが進むべき社会のあり方を示していると感じました。

(記事は、2018年8月26日「しんぶん赤旗」日曜版)

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