「白紙領収書」と聞いて、何を想像するでしょう? 普通なら、未使用の領収書といったところでしょうか。
国会で日本共産党の小池晃書記局長・参議院議員が質問した内容が衝撃をもって受け止められています。
稲田防衛大臣、菅官房長官ら閣僚が白紙の領収書を受け取り、自らの事務所で金額と宛名を書き込んだという本当に衝撃的な内容です。
本質的には富山市で大問題になっている領収書偽装や兵庫県の号泣県議の件と同じであり、大問題です。国会内で議論を尽くすとともに、政権の顔色をうかがうことなく、しっかりと報道して検証することが必要です。
《“白紙領収書”追及》TBSNewshttps://t.co/f3q39GtR2Z
— 赤旗政治記者 (@akahataseiji) 2016年10月6日
〈「委託があったら金額は後で書いていいなんて、聞いている中小企業の社長さんたちびっくりですよ。そんな領収書、通用するわけない」(小池)
稲田「これからどういった形でできるか検討してまいりたい〉
《「白紙領収書」で稲田防衛相追及》日テレNEWS24https://t.co/CbVIgV2RDW
— 赤旗政治記者 (@akahataseiji) 2016年10月6日
〈小池「政治資金規正法第11条には金額が書いてないといけないと書いてある。委託があったら金額を後で書いていいと言ったら、今聞いている中小企業の社長さんたちみんなびっくりですよ」〉
白紙領収書は問題ない??
— 中野晃一 Koichi Nakano (@knakano1970) 2016年10月7日
共産党書記局長の小池晃さんに、自由経済の根幹をなす信用の問題を質されてる「自由民主」党政権というのが、いかにも今っぽいなー。
さあ記者さんたち、経団連会長や税理士協会とかに、「スガさんが言うんだから、白紙領収書OKですよねー」って聞いてください。
白紙領収書問題。菅官房長官はいつも通り菅語で「全く問題ない」と答えているが、動揺が全く隠せない。この辺が映像の恐ろしさ。 これからは税務署も自分記入でいいのかな。どうでもいいけどパーティーのことを「パーテー」って呼ぶのにぶっ飛んだ。https://t.co/3dhEjtV7TK
— 想田和弘 (@KazuhiroSoda) 2016年10月7日
報ステで小池質問。白紙領収書問題。政治資金規正法には誰が書くかまで記されていないから、自分で書いても問題ではないという屁理屈。領収書の金額まで自分で書いていいわけないでしょ。法律に書いていないから問題ないという開き直りはひどい。支払者に対して受取人が渡すのが常識。 pic.twitter.com/SCuTcyxOql
— 池川友一 |町田市議会議員 (@u1_ikegawa) 2016年10月6日
稲田大臣の問題は、「しんぶん赤旗」日曜版のスクープでした。さらに、今週号の日曜版では、菅官房長官の問題をスクープしています。
この白紙領収書問題について、稲田大臣は「パーティー主催者の委託をうけており、問題ない」としながらも「小池委員や『赤旗』で指摘されたことを受けてこれからどういったかたちができるか検討していく」と答弁しました。
高市総務大臣は、「法律上、発行者側の領収書作成法が規定されていないことから、問題は生じない」と答弁しましたが、こんな詭弁が通じるわけがありません。そもそも領収書とは支払者に対して受取人が発行するものです。
さらに、小池議員も指摘した総務省自治行政局選挙部政治資金課発行の「国会議員関係政治団体の収支報告の手引」では、次のように書かれています。
「領収書等は支出を受けた者が発行するものであり、支出の目的についても発行者において記載すべきであり、国会議員関係政治団体側で追記することは適当ではありません」
当たり前のことが書かれており、この手引と高市大臣の答弁は明らかに矛盾します。
さらに、この問題を受けて国税庁に問い合わせしてみたという方がTwitterに次のようなつぶやきをしていました。
国税庁の相談センターに連絡。「白紙領収書をもらって自分で金額を書き込んでも問題ないと自民党の議員が国会で言っていて、私の今までの認識と大きく違っていたのでのけぞっちゃったんですけど、本当にそれで問題ないんですか?」
— エリン[反核・反戦・全世界の原発に反対】 (@kazumyagu) 2016年10月7日
国税庁職員「とんでもない!それは問題あります!」
この質問で、いろいろと言い訳をしていましたが、政党助成金も原資の一つとなっており、それは言うまでもなく国民の税金です。
小池議員は「面識があればいいというなら、中小企業の社長はみんな取引先と面識がある。民間では到底通用しない話だ」と指摘していました。
自民党の中でこうしたことが常態化しているという腐敗をまざまざと見せつけられ、改めてパーティ券の購入も含めた企業・団体献金の禁止と政党助成金の廃止が必要だと感じました。
小池議員の秀逸の質問は下記の動画をご覧ください。白紙領収書問題は1時間15分45秒あたりから。
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俳優T氏の強姦致傷事件では、被害者を誹謗中傷する内容の記事が検索上位にあり、(“流れ的にあり得ない”被害者が金目当てで誘い込んだ)というような内容すら書かれています。この組織の“男尊女卑”“人権無視”の考え方が如実に現れています。
戦前を美化して、戦前・戦中の様な人権の無い社会を作り、男尊女卑・絶対服従の様な社会を作りたいのでしょう。嘘を押し通して、情報操作も繰り返し、自分達の犯罪をなかったことにしてしまう極悪組織。世界の中では非常に奇異な国家と思われているでしょう。
情報を盗み、情報を操作することで、自分達の考えに従う者だけを役所・警察・検察・裁判所・企業・マスコミなどの幹部に据えていく手法。だいぶ進んでいるようですね。逆らえば首が飛ぶので仕方なしに従っている者もいると思います。
戦中の大本営発表と同じようにこの組織に都合の良い内容しか国民に伝えないマスコミ。
我々一人一人が、注意深く考え見つめれば気づくことです。生活が苦しくなっているのに景気が良くなっているかのような発言を繰り返す人達。それらの人は、ほとんどがこの組織のお仲間で実際その人達の利益は増えていると思います。その分よけいに、一般庶民の生活は苦しくなっているのです。