2012年3月にも同じトリオにて『Ode』をリリースしている「Brad Mehldau」の最新作...(^^)
とは言え、録音日が2008年11月と2011年4月と前述『Ode』とまったく同じことから、当該2作は対をなすと言っていい作品(?)... ♪
■ Brad Mehldau Trio / Where Do You Start (Nonesuch, EU, 7559.79610, 2012)
01. Got Me Wrong (Jerry Cantrell)
02. Holland (Sufjan Stevens)
03. Brownie Speaks (Clifford Brown)
04. Baby Plays Around (Elvis Costello & Cait O'Riordan)
05. Airegin (Sonny Rollins)
06. Hey Joe (Billy Roberts)
07. Samba e Amor (Chico Buarque)
08. Jam (Brad Mehldau)
09. Time Has Told Me (Nick Drake)
10. Aquelas Coisas Todas (Toninho Horta)
11. Where Do You Start? (Johnny Mandel, Marilyn Bergman & Alan Bergman)
Personnel : Brad Mehldau (piano), Larry Grenadier (bass), Jeff Ballard (drums)
Produced by Brad Mehldau
Tracks 3, 4, 7, 8, 10 recorded November 17, 2008
Tracks 1, 2, 5, 6, 9, 11 recorded April 19, 2011
Recorded by James Farber at Avatar Studios, New York, NY
Assistant Engineers: Akihiro Nishimura (2008), Fernando Lodeiro (2011)
Mixed by James Farber at Sear Sound, New York, NY
Assistant Engineers: David Schoenwetter, Chris Allen
Mastered by Greg Calbi Sterling Sound, New York, NY
Production Coordinator: Tom Korkidis
Design by John Gall
Photography by Michael Wilson
Executive Producer: Robert Hurwitz
メンバーについては、録音日が同じことから、『Ode』と同じ面々...(^^)
そして内容的には、『Ode』が「Brad Mehldau」のオリジナル曲を中心としていたのに対して、当作は1曲のオリジナル「08」を除き、ジャズやロック、ブラジリアンからのカバー曲を取り上げたもの...(^^)
というわけで、最近の「メルドー」のオリジナル曲を「けっこう難解...(?)...^^;」と思わざるを得ない、まだまだ若輩者のワタシにとって(^^;)、今回のほうがしっくりと耳に溶け込む内容...(^^)
とりわけ超美しい「エルビス・コステロ」の「04」(コレはじめロック畑の曲のオリジナルは知らないんだけど...^^:)、いつになく正統派っぽい「ロリンズ」の「05」、
ブラジル・ファンには嬉しい「シコ・ブアルキ」の「07」、「トニーニョ・ホルタ」の「10」、
そして唯一のオリジナル「08」もジャズらしさにあふれていて(超一流のジャズ・ピアニストに対してこう言うのもなんだけど...^^;)好みだし、ラスト「11」の美しさも格別...(^^)
しかしコレでまたよくわからなくなったのが、ジブンの中での「メルドー」立ち位置であったりする...(笑)
ではYouTubeに何曲が動画があったので、試聴がわりにどうぞ... ♪
そして以下は「新譜案内」より...(^^)
2012年の春にリリースされた『ODE』に続く、ブラッド・メルドー、ラリー・グレナディア、ジェフ・バラードのトリオ作。録音はその『ODE』と全く同時期(2008年11月17日、2011年4月19日)に行われている。『ODE』が全曲メルドーのオリジナルに対し、本作は、11曲中、1曲のオリジナルの除く10曲がカヴァー・ナンバーで構成。クリフォード・ブラウン、ソニー・ロリンズからトニーニョ・オルタ、エルヴィス・コステロ、アリス・イン・チェインズ、ニック・ドレイクまで幅広い。『ODE』とは対を成すであろう本作、この3人のトリオがいかに楽曲を表現するかが大きな聴きものであろう。
コメントありがとうございます。そしてレスが遅れ申し訳ありません。
ワタシにとってメルドーは、いまだ『The Art of The Trio Vol. 1』の印象が強くて、最近はついていけない部分があったものの、今回はついていける内容でしたね...(^^)
まあメルドーくらいのアーチストになると、日々進化していて、リスナーにもそれなりの感性が必要になってくるのかな~(?)って思った次第です(^^)
では、また今後ともヨロシクお願いします ♪
ウッチーさんも メルドー聴きましたか。
わたしも『Ode』と 2枚とも聴きましたが こちらのアルバムのほうが好きかな。
メルドーは たくさん聴いていないので 単純に 自分が聴いた中で一番聴きやすいな と(^-^)
ラストのタイトル曲と5曲目が好きです♪