水まわり・修繕工事の(有)内設備工業です。
東京の知り合いの設備屋さんから、「千葉市の建築現場で水が止められないので何とかして欲しい」と依頼があったらしく、「内設備工業を紹介していい?」と相談がありました。
何とかなるだろうと思い、快諾してとりあえず現場にお伺いする事に。
今回の依頼は簡単に言うと、横に配管されている水道管にバルブを取り付ける工事です。
この分岐している水道管にバルブが無いので、水が止められず工事が進まないみたいです。
そして問題は断水が出来ないことです。
URに断水の依頼をしたらしいのですが、結果はダメだったそうです・・・
そりゃーこれだけの入居者がいるのに断水できないですよね。
そこで今回は水道管を凍らせて止水し、新しくバルブを設置する事にしました。
いつもはこんな感じで液化炭酸ガスを使って凍らせるのですが、今回はこちらを使います。
この容器はなんだと言うと、中に液体窒素が入っているんです。
この液体窒素の温度は、-196℃なんですよ。
今回はこの液体を使って水道管を凍らせます。
なぜ液化炭酸ガスを使わないかと言うと、水道管の中にビニールでライニングしてあり凍るのに時間がかかるからです。
発砲スチロールで水道管を覆い、液体窒素を入れる準備をします。
この中に液化窒素を入れます。
こんな感じで凍らせてます。
そして20分ぐらい待つと・・・・・・
水道管の中が凍ってしまうんです!
いや~見事に凍ってますね!
凍っている間に、急いでバルブを取り付け配管していきます。
バルブの先は後日改めて配管するので、仮にHIVPで接続しておき、配管が落ちないように端太角で架台代わりに。
自然解凍をしていたらいつになるか分からないので、ここではドライヤーを使って解凍していきます。
火を使っていい場所では、トーチランプも使ったりします。
一先ずは作業完了です。
液体窒素を使った凍結工法は、自分で行うのは今回が初めて(余所の会社が施工するのは見てますが)でしたが、なかなかうまくいきましたね!
これからは液体窒素を使った凍結工法も行っていきたいと思います。
さて余った液体窒素をどうしようかな?
昔のCMを思い出したので、それと同じ事をしてみようかな?
何か水まわりの事でお困りでしたら、弊社までご連絡下さい。
水まわりのトラブルは(有)内設備工業にお問い合わせ下さい。
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(有)内設備工業 工事部 内 剛志
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