こんにちは
さて、最近観光に力を入れている五木村。
紅葉の時期を前に、早速出かけてみました。
まずは、五木村の見どころなどを伺うために、五木村役場へ。
観光課のみなさんにアドバイスをいただきました。
五木村は自然が豊富。深い山間の村です。
そこで、紹介してもらった白滝公園へ向かいました。
美しい川辺川の支流と鍾乳洞を楽しめる、静かな公園です。
駐車場から吊り橋を渡って、公園の園路を進みます。
橋の上からは美しい渓谷の眺めを楽しめます。このあたりまでは、足元もしっかりしていて、車いすでも問題ありませんよ。
吊り橋を渡ると、園路は砂利道に変わります。わずかな下りこう配です。少し深い砂利ですので、キャスターが小さめの車いすユーザーは注意して下さいね。介助者が一人いると安心でしょう。
園路を少し進むと、神社が見えてきます。
神社の奥は、切り立った崖になっていますが、石灰岩独特の白い岩肌が目を引きます。
アップで見るとこんな感じ。実は白滝公園の名前の由来は、この白い崖。これが滝のように見えることから白滝の名前があるんです。
さて、もう少し園路を進むと、二つ目の吊り橋が見えてきます。車いすでなんとか進めるのはここまで。
この奥に鍾乳洞があるのですが、そちらに行くには階段を下りることになります。
ですが、ここからの川の眺めは素晴らしいものがあります。
思わず息をのむほどの美しさです。
透明を越えるとブルーになる・・・・
そんな印象さえ感じてしまいます。
車いすでなんとか進めるのもここまで。
もう少し、路面の整備や手すりの整備が進むといいですね。五木村の方の多くが、この公園を勧めますので、今後に期待したいところです。
車を五木村の水没予定地へ進めてみました。
こうしてみると、この村が、深い山間に位置しているのがよくわかります。
都市部にはない、独特の暮らしの習慣が残るのも、こういう土地だからでしょうね。
さて、新しい道へ登ってくると、景色もぐっと開けます。
一番の立ち寄りスポット、道の駅子守唄の里五木です。
この土地ならではの物産や、水没予定地から移築された古民家など、五木村を知るには一番いいところです。
駐車場やトイレの充実はもちろんです。
付近に車いす対応トイレがある公共トイレはここだけですので、注意して下さい。
物産館には、今話題のシカ肉を使った加工食品や、地元の清流でとれるヤマメなど、オリジナルの物産がたくさんあります。
ところで、道の駅といえば、最近道の駅弁で有名な通り、それぞれの道の駅がオリジナルのお惣菜やお弁当を販売していて、それも楽しみの一つ。
ここでは、なんと鹿肉の竜田揚げがありました。
お店の方にお話を聞くと、鹿肉は火を通すと固くなるのですが、油を通すとやわらかくなるとのこと。
さっそくいただきました!
話の通り、やわらかくて、さっぱりしたお肉です。噛むと味わいがあり、癖もありません。ヘルシーで食べやすいんですね。
道の駅の敷地内には、五木村で唯一残ったお茶屋さんがあります。五木村は昔からお茶の栽培が盛んで、昔はたくさんの製茶工場があったとのことですが、今はこの松井製茶さんのみが残っています。
山に自生していたお茶の葉を煎じて飲んでいたという歴史があり、山深く高地で霧がかかることから、虫の害が少ないため農薬をほとんど使わずに栽培できるそうです。
当時のお話を丁寧に話して下さった、松井さん。
ありがとうございました。
また、敷地内には移築された古民家があり、そこでは語り部の方が村の歴史を話して下さったり、五木の子守唄をうたってくださったりしてくれます。正面からは階段ですが、裏からスロープでも入れますので、是非足を運んで下さい。
古民家ですから、家の中に車いすのまま入る事はできませんが、十分雰囲気を味わえますよ。
さて、そろそろお昼どき。
五木といえば、そば!と観光課の方にもご紹介いただきましたので、地元の方おススメの昔ながらの十割そばをいただくことにしました。
道の駅のお向かいにある、温泉施設夢唄さん。
ここは、車いすユーザーも安心して食事ができるお店があります。
お店の中は掘りごたつ式ですが、車いすから降りずに食事をしたいなら、休憩所のテーブルにも運んで頂けますから安心です。
注文したメニューはもちろんそば。大川さんはここでしか食べられないメニューということで、鹿カツ定食。
そばは、かけそばが基本。
それに好きなトッピングをするようになっていました。ぼくはかしわをトッピング。
十割そば独特の食感です。麺はつなぎが入っていないので不揃いに短いですが、それこそが手打ちの証し。
どちらかというとそばがきを食べているような感じです。
ダシには独特の甘さがあります。普段食べているそばのだし汁とは全く違う感じです。山里ならではの味付けなんでしょうね。
素朴で濃厚な味わいでした。
鹿肉は、やはり油を通すことでとってもやわらかく、昭和40年代生まれの僕としては鯨肉のカツを思い出しました。赤身に火を通すと黒く見えるからでしょうね。
癖が無いので食べやすく、女性にも喜ばれそうな味ですよ。
お腹もいっぱいになったところで、さらに取材にでかけました。
清流川辺川を少し下ったところに、有名な宮園の大イチョウがあります。小国にも下城の大イチョウがありますが、負けず劣らず立派なイチョウです。
もう少し秋が進んで、黄金色のイチョウの葉が舞い落ちるころにはさらに美しさを増すでしょう。
神社の境内にありますから、とても雰囲気のある立ち姿です。
幹回りも立派で力強いですね。見上げるほどの高さです。
そろそろ戻る時間になりました。
五木の帰り道に是非、立ち寄って下さいと紹介されたのが、四季の里。
ここは、地元のお年寄りが運営している休憩処。
駐車場には車いす対応トイレもあり、ちょっと立ち寄るにはちょうどいいですね。
中に入ると、おばあちゃんたちがお茶をふるまってくれました。手づくりのお漬物をお茶受けに、しばし五木村談義に花が咲きました。
五木村は、長い歴史を刻む趣深い場所です。村全体の雰囲気を楽しむといいでしょう。これから少しずつ観光地としての整備も進んでいくことでしょう。五木村ならではの雰囲気を崩さずに、文化や歴史に触れられるようになるといいですね。
五木村はなんといっても秋が旬。
11月には村を上げてのイベントも行われる予定ですので、是非チェックして出かけてみて下さいね。
大きな地図で見る
さて、最近観光に力を入れている五木村。
紅葉の時期を前に、早速出かけてみました。
まずは、五木村の見どころなどを伺うために、五木村役場へ。
観光課のみなさんにアドバイスをいただきました。
五木村は自然が豊富。深い山間の村です。
そこで、紹介してもらった白滝公園へ向かいました。
美しい川辺川の支流と鍾乳洞を楽しめる、静かな公園です。
駐車場から吊り橋を渡って、公園の園路を進みます。
橋の上からは美しい渓谷の眺めを楽しめます。このあたりまでは、足元もしっかりしていて、車いすでも問題ありませんよ。
吊り橋を渡ると、園路は砂利道に変わります。わずかな下りこう配です。少し深い砂利ですので、キャスターが小さめの車いすユーザーは注意して下さいね。介助者が一人いると安心でしょう。
園路を少し進むと、神社が見えてきます。
神社の奥は、切り立った崖になっていますが、石灰岩独特の白い岩肌が目を引きます。
アップで見るとこんな感じ。実は白滝公園の名前の由来は、この白い崖。これが滝のように見えることから白滝の名前があるんです。
さて、もう少し園路を進むと、二つ目の吊り橋が見えてきます。車いすでなんとか進めるのはここまで。
この奥に鍾乳洞があるのですが、そちらに行くには階段を下りることになります。
ですが、ここからの川の眺めは素晴らしいものがあります。
思わず息をのむほどの美しさです。
透明を越えるとブルーになる・・・・
そんな印象さえ感じてしまいます。
車いすでなんとか進めるのもここまで。
もう少し、路面の整備や手すりの整備が進むといいですね。五木村の方の多くが、この公園を勧めますので、今後に期待したいところです。
車を五木村の水没予定地へ進めてみました。
こうしてみると、この村が、深い山間に位置しているのがよくわかります。
都市部にはない、独特の暮らしの習慣が残るのも、こういう土地だからでしょうね。
さて、新しい道へ登ってくると、景色もぐっと開けます。
一番の立ち寄りスポット、道の駅子守唄の里五木です。
この土地ならではの物産や、水没予定地から移築された古民家など、五木村を知るには一番いいところです。
駐車場やトイレの充実はもちろんです。
付近に車いす対応トイレがある公共トイレはここだけですので、注意して下さい。
物産館には、今話題のシカ肉を使った加工食品や、地元の清流でとれるヤマメなど、オリジナルの物産がたくさんあります。
ところで、道の駅といえば、最近道の駅弁で有名な通り、それぞれの道の駅がオリジナルのお惣菜やお弁当を販売していて、それも楽しみの一つ。
ここでは、なんと鹿肉の竜田揚げがありました。
お店の方にお話を聞くと、鹿肉は火を通すと固くなるのですが、油を通すとやわらかくなるとのこと。
さっそくいただきました!
話の通り、やわらかくて、さっぱりしたお肉です。噛むと味わいがあり、癖もありません。ヘルシーで食べやすいんですね。
道の駅の敷地内には、五木村で唯一残ったお茶屋さんがあります。五木村は昔からお茶の栽培が盛んで、昔はたくさんの製茶工場があったとのことですが、今はこの松井製茶さんのみが残っています。
山に自生していたお茶の葉を煎じて飲んでいたという歴史があり、山深く高地で霧がかかることから、虫の害が少ないため農薬をほとんど使わずに栽培できるそうです。
当時のお話を丁寧に話して下さった、松井さん。
ありがとうございました。
また、敷地内には移築された古民家があり、そこでは語り部の方が村の歴史を話して下さったり、五木の子守唄をうたってくださったりしてくれます。正面からは階段ですが、裏からスロープでも入れますので、是非足を運んで下さい。
古民家ですから、家の中に車いすのまま入る事はできませんが、十分雰囲気を味わえますよ。
さて、そろそろお昼どき。
五木といえば、そば!と観光課の方にもご紹介いただきましたので、地元の方おススメの昔ながらの十割そばをいただくことにしました。
道の駅のお向かいにある、温泉施設夢唄さん。
ここは、車いすユーザーも安心して食事ができるお店があります。
お店の中は掘りごたつ式ですが、車いすから降りずに食事をしたいなら、休憩所のテーブルにも運んで頂けますから安心です。
注文したメニューはもちろんそば。大川さんはここでしか食べられないメニューということで、鹿カツ定食。
そばは、かけそばが基本。
それに好きなトッピングをするようになっていました。ぼくはかしわをトッピング。
十割そば独特の食感です。麺はつなぎが入っていないので不揃いに短いですが、それこそが手打ちの証し。
どちらかというとそばがきを食べているような感じです。
ダシには独特の甘さがあります。普段食べているそばのだし汁とは全く違う感じです。山里ならではの味付けなんでしょうね。
素朴で濃厚な味わいでした。
鹿肉は、やはり油を通すことでとってもやわらかく、昭和40年代生まれの僕としては鯨肉のカツを思い出しました。赤身に火を通すと黒く見えるからでしょうね。
癖が無いので食べやすく、女性にも喜ばれそうな味ですよ。
お腹もいっぱいになったところで、さらに取材にでかけました。
清流川辺川を少し下ったところに、有名な宮園の大イチョウがあります。小国にも下城の大イチョウがありますが、負けず劣らず立派なイチョウです。
もう少し秋が進んで、黄金色のイチョウの葉が舞い落ちるころにはさらに美しさを増すでしょう。
神社の境内にありますから、とても雰囲気のある立ち姿です。
幹回りも立派で力強いですね。見上げるほどの高さです。
そろそろ戻る時間になりました。
五木の帰り道に是非、立ち寄って下さいと紹介されたのが、四季の里。
ここは、地元のお年寄りが運営している休憩処。
駐車場には車いす対応トイレもあり、ちょっと立ち寄るにはちょうどいいですね。
中に入ると、おばあちゃんたちがお茶をふるまってくれました。手づくりのお漬物をお茶受けに、しばし五木村談義に花が咲きました。
五木村は、長い歴史を刻む趣深い場所です。村全体の雰囲気を楽しむといいでしょう。これから少しずつ観光地としての整備も進んでいくことでしょう。五木村ならではの雰囲気を崩さずに、文化や歴史に触れられるようになるといいですね。
五木村はなんといっても秋が旬。
11月には村を上げてのイベントも行われる予定ですので、是非チェックして出かけてみて下さいね。
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