こんにちは
今回は日奈久の観光を紹介します。日奈久といえば、温泉、山頭火、ちくわでしょうか?このすべてが楽しめる「日奈久温泉路地裏ツーリズム」という取り組みがありますので、取材してきました。
日奈久温泉には、案内人の会があり、事前にお願いしてガイドをしていただくことができます。滞在時間や、体の状態に合わせてコースを考えて下さり、10人までは1000円でガイドしてもらえますので、案内していただくことをお勧めします。坂道や階段を考慮してコース設定してくださいますから安心ですよ。
さて、スタートは山頭火の句碑があるいこいの広場。ここで案内人の高田さんと待ち合わせ。
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あいさつの後は早速スタートです。写真を見ながら説明を聞いて歩いていきます。
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なんとも昭和情緒のあふれる街並み。往時のにぎわいを感じることができます。昔のものが昔のまま残っている商店街です。
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最初の見どころはやはりここです。「金波楼」
明治43年創業の有形文化財です。当時の建築がそのまま残っていて、磨き抜かれた床が緑を美しく反射します。
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美しい玄関。残念ながら車いすではここまでですが、この建物の美しさを楽しむことができました。
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さらに街並みをボチボチ進むと、昔ながらの銭湯がありました。ここ松の湯は、日奈久独特の銭湯建築を残す建物です。のれんの内側はすぐ脱衣所と浴槽。しきりも衝立もありません。のんきですね。おおらかな暮らしぶり伝わってきます。天井の湯気抜きが独特の作りになっていて、浴室内に湯気がこもらないようになっています。最近は、こういうおおらかな古い作りの銭湯に若い人たちも好んで入るそうです。かえって珍しいんでしょうね。
一行はさらに進んで、最近できたばかりの入浴施設「ばんぺい湯」へ到着。こちらの施設はバリアフリーに作られていて、障がい者用の駐車場も設置されています。
日奈久といえば温泉ですが、ここだったら安心して入れますね。くわしくはホームページを参考にされてください。
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中には物産館や軽食処もあり、のんびり過ごせます。
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多目的トイレには、簡易オストメイトもあり、使いやすそうです。
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その後、温泉神社下にある奉納相撲の桟敷席を見に行きましたが、ここは石段で車いすでは難しそうでした。ただ、眺めは抜群。遠く雲仙まで望むことができます。
ただし、登り下りは体力勝負です。自信がある方にオススメ。
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次に、古くからある町屋で珍しい建築を見学。火事を繰り返し経験した街だからこそ出来上がった土蔵作りの壁。有名な村津邸です。壁の腰下には瓦を塗りこんであります。「なまこ壁」という作り。なぜなまこなのかは、観光してからのお楽しみ。
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最後に山頭火ゆかりの宿、「おりや」の見学。入り口までが狭い路地ですから大型車椅子ユーザーは注意してください。敷居がありますが、介助者が同行していれば大丈夫なレベルでした。当時の木賃宿を体験できる貴重な場所です。ここで同宿の旅人との交流を深めたのでしょうね。
狭い路地に入っていきます。
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内部も広くはありません。質素な作りで静かな宿です。今は山頭火にまつわるものが展示されていました。
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足に障害のない人は、2階へどうぞ。実際に寝泊まりするところは2階です。急な階段を上ると畳敷きの部屋があるだけで、宿泊者は雑魚寝だったそうです。
うす暗い部屋の感じが、かえってリアルですね。当時もこんな雰囲気だったんでしょう。
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ここで、見学はおしまい。スタート地点のいこいの広場に戻りました。今回は特別にゆっくり進んでいただいて、約2時間の道のりでした。途中のトイレは「ばんぺい湯」の多目的トイレだけになりますので、余裕をもって準備されてください。
今回ガイドをしていただいた高田さんの話にもありましたが、日奈久は路地を楽しむ場所。地域の方々とあいさつを交わしながら、のんびり歩いて下さい。また、人より猫が多いともいわれる場所ですから、さまざまな表情を見せる猫たちとの出会いも楽しみの一つです。
「9月は日奈久で山頭火」というイベントも行われますので、涼しくなるこの時期を見計らって、路地裏の散歩をガイドの方といっしょに楽しまれて下さい。
日奈久の路地裏ツーリズムは、ゆっくりのんびり、ちくわを買ったり、名物の竹細工を御土産にしたりしながら「路地裏」を楽しむことのできる取り組みでした。皆さんも、過ごしやすい季節を選んで足を運んでみてください。
<お問い合わせ>
ガイドの申し込み
日奈久温泉観光案内所 0965-38-0267(火曜日休み)
ばんぺい湯
営業時間 10:00~22:00
休館日 毎月第3火曜日
(祝日の場合は翌日)
ホームページ http://www.hinagu-spa.com/shisetu01.htm
大きな地図で見る
今回は日奈久の観光を紹介します。日奈久といえば、温泉、山頭火、ちくわでしょうか?このすべてが楽しめる「日奈久温泉路地裏ツーリズム」という取り組みがありますので、取材してきました。
日奈久温泉には、案内人の会があり、事前にお願いしてガイドをしていただくことができます。滞在時間や、体の状態に合わせてコースを考えて下さり、10人までは1000円でガイドしてもらえますので、案内していただくことをお勧めします。坂道や階段を考慮してコース設定してくださいますから安心ですよ。
さて、スタートは山頭火の句碑があるいこいの広場。ここで案内人の高田さんと待ち合わせ。
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あいさつの後は早速スタートです。写真を見ながら説明を聞いて歩いていきます。
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なんとも昭和情緒のあふれる街並み。往時のにぎわいを感じることができます。昔のものが昔のまま残っている商店街です。
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最初の見どころはやはりここです。「金波楼」
明治43年創業の有形文化財です。当時の建築がそのまま残っていて、磨き抜かれた床が緑を美しく反射します。
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美しい玄関。残念ながら車いすではここまでですが、この建物の美しさを楽しむことができました。
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さらに街並みをボチボチ進むと、昔ながらの銭湯がありました。ここ松の湯は、日奈久独特の銭湯建築を残す建物です。のれんの内側はすぐ脱衣所と浴槽。しきりも衝立もありません。のんきですね。おおらかな暮らしぶり伝わってきます。天井の湯気抜きが独特の作りになっていて、浴室内に湯気がこもらないようになっています。最近は、こういうおおらかな古い作りの銭湯に若い人たちも好んで入るそうです。かえって珍しいんでしょうね。
一行はさらに進んで、最近できたばかりの入浴施設「ばんぺい湯」へ到着。こちらの施設はバリアフリーに作られていて、障がい者用の駐車場も設置されています。
日奈久といえば温泉ですが、ここだったら安心して入れますね。くわしくはホームページを参考にされてください。
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中には物産館や軽食処もあり、のんびり過ごせます。
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多目的トイレには、簡易オストメイトもあり、使いやすそうです。
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その後、温泉神社下にある奉納相撲の桟敷席を見に行きましたが、ここは石段で車いすでは難しそうでした。ただ、眺めは抜群。遠く雲仙まで望むことができます。
ただし、登り下りは体力勝負です。自信がある方にオススメ。
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最後に山頭火ゆかりの宿、「おりや」の見学。入り口までが狭い路地ですから大型車椅子ユーザーは注意してください。敷居がありますが、介助者が同行していれば大丈夫なレベルでした。当時の木賃宿を体験できる貴重な場所です。ここで同宿の旅人との交流を深めたのでしょうね。
狭い路地に入っていきます。
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内部も広くはありません。質素な作りで静かな宿です。今は山頭火にまつわるものが展示されていました。
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足に障害のない人は、2階へどうぞ。実際に寝泊まりするところは2階です。急な階段を上ると畳敷きの部屋があるだけで、宿泊者は雑魚寝だったそうです。
うす暗い部屋の感じが、かえってリアルですね。当時もこんな雰囲気だったんでしょう。
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ここで、見学はおしまい。スタート地点のいこいの広場に戻りました。今回は特別にゆっくり進んでいただいて、約2時間の道のりでした。途中のトイレは「ばんぺい湯」の多目的トイレだけになりますので、余裕をもって準備されてください。
今回ガイドをしていただいた高田さんの話にもありましたが、日奈久は路地を楽しむ場所。地域の方々とあいさつを交わしながら、のんびり歩いて下さい。また、人より猫が多いともいわれる場所ですから、さまざまな表情を見せる猫たちとの出会いも楽しみの一つです。
「9月は日奈久で山頭火」というイベントも行われますので、涼しくなるこの時期を見計らって、路地裏の散歩をガイドの方といっしょに楽しまれて下さい。
日奈久の路地裏ツーリズムは、ゆっくりのんびり、ちくわを買ったり、名物の竹細工を御土産にしたりしながら「路地裏」を楽しむことのできる取り組みでした。皆さんも、過ごしやすい季節を選んで足を運んでみてください。
<お問い合わせ>
ガイドの申し込み
日奈久温泉観光案内所 0965-38-0267(火曜日休み)
ばんぺい湯
営業時間 10:00~22:00
休館日 毎月第3火曜日
(祝日の場合は翌日)
ホームページ http://www.hinagu-spa.com/shisetu01.htm
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最近は通過だけですが、こんなに変わってたんですね。
竹輪でも買いに出かけるか。美味しいんですよね。
後は天草だけですね。がんばってください。楽しみにしています。
そうですね。久しぶりに足を運んでみてはいかがですか?
こうして出かけるきっかけになるのが私たちの一番の喜びです。
あとは天草、五家荘、人吉と県南中心に取材を進めていく予定です。
お楽しみに。