みなよか日記

NPO法人UDくまもとが発信するユニバーサルな観光情報です。
写真の無断転用は厳禁です。必ずご連絡下さい。

キャンプ場情報 阿蘇いこいの村オートキャンプ場

2011-08-29 16:58:10 | 阿蘇市
こんにちは


今回は、阿蘇いこいの村オートキャンプ場を紹介します。
このキャンプ場のいいところは、なんといっても気軽さです。予約なしでいつでも利用できるんですよ。日帰りのデイキャンプもOK!
敷地が広いので、気に入った場所にテントを張りましょう。


受付は、いこいの村本館で行います。
あとは、広い芝生の公園に車を乗り入れてテントを張ってもいいし、木陰の多い森の中にテントを張っても大丈夫。
テントの設営禁止の場所はわずかしかありませんので、管理人さんから説明を受けましょう。
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トイレは、管理棟に車いす対応トイレが1ヵ所設置されています。あまりトイレから離れない場所を選ぶ方がいいかもしれませんね。敷地はかなり広いですから、ちょっと苦労しそうです。
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いっそのこと、車で移動して本館の車いす対応トイレを借りるのも手です。この辺は臨機応変に工夫してください。

眺めもよく、開放的。
施設単位での利用もあるとのことですから、受け入れも慣れておられます。
とにかく自由度が高いし、リーズナブルなので、思い立ってからすぐ出かけられるキャンプ場です。
人気がある場所ですよ。
ご自身の身体の状態に合わせて利用して下さいね。
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料金などくわしい内容は以下のリンクからホームページを参考にして下さい。
http://www.aso-ikoi.jp/camp/index.htm

 

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キャンプ場情報 休暇村南阿蘇オートキャンプ場

2011-08-29 16:28:31 | 阿蘇 南阿蘇村
こんにちは。

少しずつ涼しくなってきましたね。いよいよキャンプシーズンです。
と、いうことでこれからしばらくは集中してキャンプ場情報を更新していきます。

 
まずはここ、休暇村南阿蘇オートキャンプ場です。
場所は高森。気持のいいところです。
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受付は休暇村の本館で行います。要予約ですので、事前にきちんと連絡しておきましょう。
9月からは週末の営業になりますのでご注意ください。

さて、本館から上に車で進むとオートキャンプ場が見えてきます。駐車場には身障者用スペースもありますよ。
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キャンプ場の中へ車を乗り入れることが出来ますので、車いすユーザーがいっしょでもらくらくですね。
このキャンプ場はとても雰囲気が良くて、森の中の木立の隙間にキャンプをする感じです。木陰が気持ちいいですね。
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常設のテントサイトと持込み用テントサイトがあります。
どちらも利用しやすい場所がありますので、ご紹介しますね。

まず、常設テントサイトを利用するなら、「アカゲラの1」というテントがいいでしょう。
常設テントそのものは、どれも同じですが、地面からの高さがまちまちです。このテントは車いす対応トイレからすぐ近くで、地面からの高さも52cmと、乗り移りやすい高さです。
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トイレは清潔で使いやすいですね。「アカゲラの1」からはすぐ近くです。

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持ち込みテントサイトもたくさんあるのですが、比較的平坦で、前の道に車いすで出入りしやすい場所は「シジュウカラの9」から「シジュウカラの12」までの4つくらいがおススメです。
ここなら、車を乗り付ける場所とテントサイトが平坦で、前の道にも出やすいのでトイレの時も安心です。
ただし、車いす対応トイレからは少し遠くなります。
車を置くスペースの奥がテントサイト。それぞれにテーブルとバーベキューコンロが設置されていますよ。
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車いす対応トイレにこだわらなければ複数のトイレが設置されていますから、身体の状態に合わせて自由に選んで大丈夫です。夜7時までは、園内の車での移動もできますので、トイレまで車を使うのも方法ですね。

 
そのほか、管理棟内にも車いす対応トイレがありますが、夕方には閉まりますので、事実上、キャンプ中に自由に使えるトイレは1ヵ所です。
 
この場所のいいところは、すぐ下に高森温泉館があること。夜7時まではキャンプ場の車での出入りができますので、早めに温泉を利用するといいですね。温泉館はバリアフリーに配慮してありますので、車いすユーザーでも入浴可能です。不安がある方は念のためお問い合わせください。

 
場所が分かりやすく、一般道からすぐ近くですので、誰でも利用しやすいキャンプ場です。


*ちなみに身障者手帳をお持ちの方は受付で提示すると25%割引になります。キャンプ場でこの割引があるのはまれですので、是非ご利用下さいね。


料金などくわしい内容は下のホームページを参考にされて下さい。
ttp://www.qkamura.or.jp/aso/camp.html


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観光ボランティア 後半 人吉 熊本編

2011-08-28 17:14:22 | うんちく・小ネタ
続いて、旅のお手伝い後半です。

2日目は、朝少し早めに出発して人吉入り。

人吉城跡でも、地元のボランティアガイドさんにお願いしていっしょに案内をしました。
人吉城は、熊本城と違ってあまり整備されていない分だけ、当時の面影を濃く残しているので、お城ファンには喜ばれます。

石垣の組み方の違いを感じてもらったりして、なかなか満喫してもらいました。
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すっかり手引きのガイドにも慣れてきた大川さん。足もとの悪い人吉城でも上手にガイドをしていますよ。
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午後からは、もう一つの目的でもある球磨川下り。増水の影響で急流下りコースが中止になりましたが、清流コースもなかなかの迫力になってました。

 
乗り込みは慎重にね。
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僕は先回りして車を運びます。
涼しい川面で、五木の子守唄を聞きながらのんびり楽しんでもらいました。
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この日は、少し予定に余裕を持って、早めにホテルにチェックイン。
身体を休めて、お風呂に入ってもらってから夕食に繰り出しました。


この日は人吉のおいしいホルモン屋さん。
ここのホルモンは絶品です。みんなでおしゃべりしながらモリモリいただきました。
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最終日は、まず八代城跡。
それぞれの歴史を振り返りながらお話しますから、ずいぶん僕らもお城にくわしくなりました。

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そのまま熊本方面へ進んで、今度は小西行長ゆかりの宇土城跡へ。
熊本城の加藤清正との関係や、キリシタン大名だった小西行長の人柄に触れ、感慨深い場所になりました。

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最終日のお昼ごはんは、リクエストがあった熊本ラーメン。
ご存知黒亭の支店でいただきましたよ。
関東の方にはちょっとコッテリ過ぎるかな、とも思いましたが、とても気に入って下さって、ペロリと完食。

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このあと最後に、清正公を祀る、加藤神社で安全で楽しい旅行のお礼をして熊本駅へと向かいました。

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事前にリクエストをいただいていた観光地全てを楽しんでいただけたので、なによりでした。
天気もまずまずでしたしね。

こんな風に、安心して一人旅でどこへでも出かけられたら最高ですよね。
無事に熊本駅で、駅員さんにバトンタッチ!
僕らのお手伝いはここまでです。

今までも、視覚障がい者の手引きやガイドをしてきましたが、さすがに全盲の一人旅のお客さんは初めてでした。
たくさんの知識を新たに得ることが出来ましたよ。

 
今回いろんなことを教えて下さった中田さん。
ありがとうございました。
またぜひ、あそびにきてくださいね。

 
 
トラベルヘルパーのご希望がある方は、当法人の事務所にお問い合わせください。
料金等は、くわしく打ち合わせの上ご相談に応じます。

 
 
 
 
 
 




新しい活動です!観光ボランティア 1日目熊本城編

2011-08-27 16:42:29 | うんちく・小ネタ
こんにちは


UDくまもとでは、あらたな取り組みとして観光ボランティアをはじめました。
これは主に「一人旅で、かつ、お手伝いが必要な障がい者」の旅のお手伝いをする活動です。県外からの観光客を想定した取り組みで、ほとんどの場合視覚障がい者向けのお手伝いになりますね。ご夫婦とも視覚障がいをお持ちの場合も含まれます。介助者のいない車いすユーザーなどにも利用してもらいたいなあ、と考えています。

 
あくまでも旅のお手伝いですので、一般的な生活の介助は含まれません。ヘルパーさんとは違うところですね。基本的に駅の改札から、宿泊先のホテルロビーまでの間のお手伝い。
UDくまもとがこれに関わるのは、「観光ガイド」ができるから。

それぞれの障害に応じた観光ルートの作成や宿泊先の紹介、現地でのガイドなど、さまざまなお手伝いをします。

 
さて、そんなことを計画していると早速お電話がありました。
東京から、一人旅で熊本へ観光に来る全盲の男性からでした。お付き合いのある島根のNPOからの紹介で、まさにグッドタイミング。
当日までさまざまな打ち合わせをして、準備もしっかり行いました。

今回は、撮影とブログなどへの掲載も快く許可して頂きましたので、楽しい旅の様子を紹介しますね。
熊本空港からまずは熊本城へ。今回の旅の目的はお城めぐりと球磨川急流下り。

 
1日目は熊本城と田原坂巡り。2日目は人吉に入って人吉城と球磨川下り。3日目は八代城と宇土城を巡って熊本ラーメンをいただくコースです。

 

予定通り、熊本空港に到着されましたので、あいさつをすませ早速2代目Uくま号に乗り込んで、さあ出発!
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熊本城のすぐ下に新しく出来た歴史体験施設「湧々座」で、熊本城の歴史などを体験。いろいろ触れるので、視覚に障害があっても楽しめますよ。
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お昼は熊本名物の太平燕。
UDくまもとの案内ですから、当然グルメツアーになります(笑)

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食後に甘い白玉団子を食べる、似たような体型の二人(笑)
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午後からはメインの熊本城へ。
本人さんは全国のお城を巡っていて、とてもくわしいので、ここは助っ人としてボランティアガイドの草部さんにお願いしました。いつもお世話になっているベテラン中のベテランガイドさん。ありがとうございます。

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お城の石垣に触ってもらって角度を感じてもらったり、柱を触ってもらって大きさを感じてもらったり。
楽しみ方はいろいろですね。

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熊本城のあとは加藤清正にゆかりのある田原坂へと足をのばしました。一連の歴史に繋がりのある場所なので、わかりやすいコースですね。
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ここから、ホテルへ一度戻って夜は繁華街に繰り出して、ご希望のあった熊本の銘酒「美少年」を楽しみました。

 
翌日は人吉城へと向かいます。
続きは次の記事で。

 
 
 


2011 花火大会!のしこら祭

2011-08-27 14:22:25 | 玉名
こんにちは

アップが遅くなりましたが、玉名で行われたのしこら祭の様子をレポートします。

 
昨年は他の花火大会と被ってしまい、取材できなかったお祭りですが、会場が「金魚と鯉の郷」ということで、UDなお祭りではないかと、期待して出かけました。

 
駐車場はすぐお向かいのユニバーサル造船の駐車場。広大な敷地で、満車になる事はありませんでした。はっきり言って他のどの花火大会の駐車場より広いです。いつ行っても大丈夫。
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身しょう者用駐車スペースはありませんが、比較的左右に余裕があるのでさほど困る事はないように感じます。
あとは平坦な道をぼちぼち進んで会場へ。
今回は久しぶりに夏休み中の大川さんの娘さんにも参加してもらいました。
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さて、会場ではそろそろ恒例の金魚みこしレースが始まります。
ただ、この会場は芝生が深く、走り回る子供たちにはいいでですが、車いすユーザーにはとてもじゃないですが厳しい状態です。Dsc_0028

 
お手伝いがあってもちょっときびしいかな、と言う感じ。あまりウロウロはできません。

金魚みこしレースは迫力があってなかなかの見ごたえ。特に大人用の神輿は重さなんと300kg!
賞金がかかっていますので、みなさんマジです(笑)


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優勝はこちら。造船技術の研修に来日しているベトナムチーム。早い早い!

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ちなみに「くまもん」も参加(笑)
すごい早さで走ります。彼はなかなかやりますね。

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会場にはステージもあり、イベントも様々に行われます。みんな楽しそうに過ごしていますよ。
夜店もたくさん出ますので、子供たちにもいいですね。
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すっかり日も暮れて、そろそろ花火大会です。駐車場から会場までの通路のうち、園内を通る平坦な通路は花火大会開始前に通行止めになりますので注意が必要です。
会場内は前述の通り足元が悪いので入口の駐車場側から見るか、あるいは一番簡単なのは、最初に車を置いた広い駐車場からそのままみるかのどちらかをおススメします。
帰りに確認しましたが、駐車場からしっかり見れます。実際にそこに座って見ている方もいましので、花火だけならその方法もありかな、と思います。
僕らは、入口付近から見物。花火も近くて大迫力です。

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最後にトイレの情報です。
会場内には2ヶ所の公共トイレがあり、どちらにも車いす対応トイレがあります。
かなり古いタイプの便器ですが、広さは十分です。身体の状態に合わせてご利用下さい。

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全体としては、混雑も少なく楽しみやすいお祭りです。会場内が車いすではほとんど移動できないのが残念ですが、花火を楽しむならとても見やすい環境です。
 
混雑を避けて、クーラーの効いた車内からのんびり花火大会を楽しむのもいいですね。

それぞれの状態に合わせて楽しんでみて下さい。
来年の参考にしてくださいね。

 

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