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男子バレーとはえらい違いだな (テコンドーを五輪から除外しろ!!)
2013-09-17 21:37:15
今回の日本の勝因はコートの外にもあったと思う。
昨年9月のイスラエル戦は有明コロシアムの屋根を開けて行ったが、最終日は高温多湿になって負傷明けの錦織が試合途中で痙攣を起こした。
錦織は4時間半の末にフルセットで勝利して望みを繋いだが、次の第2試合の添田の試合開始時間がかなり遅くなった。
リードされた添田が追い上げる展開だったが、運の悪いことに試合途中で雨が降って会場の屋根を閉めた影響で30分近くも中断して長引き、痙攣を起こした相手選手に体力回復の時間を与えた。
更には、帰宅時間を考慮した観客が試合途中で泣く泣く帰らざるを得ない状況だった。

しかし、今回は3日間とも有明の屋根を閉めたので気温は一定に保たれ、更には最終日のシングルス第1試合の開始時間を昨年よりも1時間繰り上げて正午スタートに変えるなど、昨年の教訓を生かして不測の事態に備えた。
また、WOWOWが初日のシングルス2試合を無料生中継を実施して世間の関心を高めさせた。
そして、台風接近中のあいにくの悪天候にも関わらず、2階席が埋まるほど大勢の観客が詰め掛けて、17年前のフェド杯の「伊達vsグラフ戦」を彷彿とさせる最高の雰囲気を作り出した。

選手もプロである以上、周囲から物心両面で強力なサポートを受けたのだから意気に感じないはずがない。
日本国内のテニスの大会は、外国人のスター選手目当てで観客が詰め掛けることはあるが、残念ながら国別対抗戦で日本代表選手を応援する為に有明が満員になることは滅多に無い。
まだ世界の入り口に立ったに過ぎないとはいえ、将来の日本テニス界の発展の為にも、ワールドグループに1年で復帰したのは本当に良かったと思う。


一方、あれだけお膳立てしてもらいながら、地元で無気力な戦いで世界選手権の連続出場を途絶えさせた男子バレーは、日頃から微温湯な環境で戦っているから、周囲に対する感謝や危機感が著しく麻痺しているようにも思う。
男子バレーは1960年代半ばから1970年代前半にかけて世界にトップクラスに君臨したが、男子テニスはそれよりも40年も古い1920年代前半から1930年代半ばにかけて黄金時代を築いた(ちなみに、日本が初めて五輪でメダルを獲った競技は男子テニス)。
長年に渡って輝かしい過去の呪縛に苦しめられている点ではこの2つの競技は共通しているが、今ではかなりの差がついている。
やはり「未来を見据えて現実と向き合っている競技」と、「過去の栄光のみを拠り所にして現実から目を背けている競技」との違いなのかと思うね。
 
 
 
ホームアドバンテージ (こーじ)
2013-09-18 00:00:54
>テコンドーを五輪から除外しろ!!様
 正直言ってコロンビアのクレーコートでの試合だったら果たして勝てたかどうか怪しいですよね。

 やはり地元の大観衆の声援と、ホームのムードの中で戦えたのが決め手になった感が強いです。

 テニスの選手達は各国を転戦してますからホームアドバンテージのありがたみを分かってます。

 一方のバレーはよほどの試合でない限りホームでばかりですし、それも三流タレントのコンサートのような
ムードでの試合ばかりではありがたみも分からないのでしょう。

 日曜日の有明の雰囲気とバレーの会場の雰囲気を比べると、どちらが真剣勝負でホームアドバンテージを醸し出すかよく分かりますよね。
 
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