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超一級品の世界1位でした (吉法師)
2009-10-28 02:13:51
このアユブ・カルレと言う選手、工藤との試合の2年位前から、「ヨーロッパに凄いJ・ミドルが出てきた」と評判を呼んでいました。確かホセ・デュラン(輪島からタイトルを奪った相手)ミゲル・アンヘル・カステリー二の二人の元世界王者を圧倒して勝った星も含めて、プロ入り32戦無敗(日本の元東洋ミドル級王者羽草勉もKO負けしています)のレコードを引っ下げて工藤政志に指名挑戦者として挑戦して来たのですね。鍛え上げられた筋肉を纏った漆黒の肉体、ネイティブ・アフリカンボクサーの凄さを、黒人ボクサーの強さ云々を語るのなら、アユブ・カルレとアズマー・ネルソンを見てからにすべき、と言うのが私の持論です。

上記の様な予備知識を専門誌から得ていたので、対戦が決まった時点で「あ~ヤバイ、工藤は負けるなあ・・・」と予想しておりました。案の定、工藤は大差判定負けでしたが、5R終了間際に右ストレートを決めてカルレをぐらつかせ、その後、ペースアップしたカルレの攻勢にさらされながらも、頑強な体力で抵抗し、KOはされなかったのには、ちょっとばかり感動しました。日本人王者が負けた試合でしたが、不思議と悔しい気持ちは少なくて「本物の世界の超一流を目の当たりにした感激」の方が大きかった試合でした。

後年、カルレがレナードに敗れた時には「あのカルレでも、レナードには敵わないのか・・・」とかなりショックを受けました。

ここ最近は、こういう「本物感いっぱいの世界チャンピオンや世界ランク上位の挑戦者」と言うのが、あまり日本には来なくなってしまいました。これも統括団体が増え、階級も増えて、さらに暫定王者などと言う世界チャンピオンの水増し状態になってしまった弊害ですね。
 
 
 
同感です (こーじ)
2009-10-29 00:12:09
>吉法師様 
 私も同感でした。
 専門誌では当初工藤が‘カルレなど怖くない’と言っていたというんですが、強かったですよね。

 良識あるファンは一級品を国籍関係なく認めます。
 カルレはまさしく一級品でしたので、彼らを国内で見るチャンスがあった当時は幸せな時代でしたね。
 今ではアルゲリョやゴメスクラスを国内のリングで見る事はないでしょう。
 
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