コメント
Unknown
(
吉法師
)
2012-10-18 00:43:57
西岡、負けちゃったなあ… きっとバレラやモラレスがパッキアオにKOされた時のメキシコのボクシングファンの気持ちもこんなだったのかなあ、そんな気がしました。
アメリカのリングで、東洋人の世界王者2人が雌雄を決するなどと言う、一昔前なら想像も出来なかった事をやってのけた、その事だけでもこの両者の試合がどれほどの物だったのか?を雄弁に物語っていると思います。
過去を調べてみても、アメリカ国籍の選手が絡んでいない世界戦がメインでアメリカで行われた例は以外に少ないはずで、知る限りではMSGでロベルト・デュランvsエステバン・デ・へススが戦った試合など、数えるほどしか無く、エリック・モラレス等はアメリカ国籍だし、ホセ・ナポレスの挑戦者のほとんどはアメリカ国籍だったわけで、ましてアメリカの陸続きでもない国のボクサー同士の世界戦がアメリカのリングで、メインを張った事実は偉大な事だと思います。
試合そのものは、優れた力量を持った者同士の試合であっても、より優れた者がきちんと差を付けて勝った。隙の探りあいの末、先に隙を突いたドネアが己の強打を最上のタイミングで叩き込んだ結果だった、そのように思います。
通算144勝103KOを記録した、フェザー級の名王者サンディ・サドラーが、KOの秘訣を問われた際に「自分の一番強力なパンチを、リードブローなしにノーモーションで打ち込む事が出来ればKO勝ちできる。」と答えたそうですが、今回のドネアの9Rの右などは、まさしくその通りの一撃でしょう。デュランvsデ・へスス(3)の12R、デュランが勝負を決定付けた右ストレートのカウンターが、今回のドネアの右に良く似たパンチだったですね。
一瞬それを思いましたよ
(
こーじ
)
2012-10-18 23:40:07
>吉法師様
私もデュラン-ヘススの3戦目だった統一戦を思い出しました。
あれも右ストレートのカウンター一閃でしたよね。
ああいうノーモーションのパンチってなかなか見る事ができませんし(ヤ○ザ一家の長男が吹聴しているのとは月とスッポンです)、ロイヤル小林を倒したアルゲリョやゴメスのパンチを思い出しましたよ。
そういえばフィリピン人ボクサーにはメキシカンも痛い目にあっているのですようね。
具志堅がフローレスに負けた時にメキシコ人はサルディバルの屈辱を晴らすことができたと喜んでいたと
いう話を聞きましたので、それぐらい自国のスーパー王者に対する思い入れが強いのでパッキャオにモラレスやバレラが負けたのはメキシコ人には痛恨でしょうね。
完敗なれど
(
ある
)
2012-10-20 20:49:44
惨敗ではない・・・と思いますね。
確かにWOWOWで煽り、ネット上にも試合の大きさが伝えられてただけに
ワインサイドで敗れてしまったのは、ボクシングファンからすると痛いですから
期待の裏返しとして厳しい意見も出ているのでしょう。
(一般のスポーツファンに「お薦め」していた人なんて参っちゃったでしょうね・・・)
序盤はともかく「右も左も出せない」ボクシングを5Rまで続けてしまい、
それを放送席が良しとしていたのにも、私は疑問を感じました。
(相手は完全にリズムと余裕を持ってしまったし・・・)
それでもダウンを奪われた回は打開を試みたワケだし、その姿勢は認めたいですね。
西岡選手といえば、ウィラポン第一戦で消極的な試合をしてしまい(私を含めた多くのボクシングファンから)批判を受けましたが
今回は勝負を掛けて倒されたのだから仕方がない・・・と思います。
防衛戦からドネア戦までのプロセスは、後の日本人世界王者に世界進出のヒントを残してくれたし
そう意味でも世界王者・西岡の功績は大きいですね。
ステップとゴールの違いですね
(
こーじ
)
2012-10-20 23:37:48
>ある様
結局 西岡戦をステップとしていたドネアと、ドネア戦をゴールにしていた西岡の違いが こういう結果になってしまったと思ってます。
やはり こういうビッグマッチは、できれば30代前半に行って欲しかったとは思いますね。
西岡の作った道を他の世界王者達も進んで欲しいものです。
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アメリカのリングで、東洋人の世界王者2人が雌雄を決するなどと言う、一昔前なら想像も出来なかった事をやってのけた、その事だけでもこの両者の試合がどれほどの物だったのか?を雄弁に物語っていると思います。
過去を調べてみても、アメリカ国籍の選手が絡んでいない世界戦がメインでアメリカで行われた例は以外に少ないはずで、知る限りではMSGでロベルト・デュランvsエステバン・デ・へススが戦った試合など、数えるほどしか無く、エリック・モラレス等はアメリカ国籍だし、ホセ・ナポレスの挑戦者のほとんどはアメリカ国籍だったわけで、ましてアメリカの陸続きでもない国のボクサー同士の世界戦がアメリカのリングで、メインを張った事実は偉大な事だと思います。
試合そのものは、優れた力量を持った者同士の試合であっても、より優れた者がきちんと差を付けて勝った。隙の探りあいの末、先に隙を突いたドネアが己の強打を最上のタイミングで叩き込んだ結果だった、そのように思います。
通算144勝103KOを記録した、フェザー級の名王者サンディ・サドラーが、KOの秘訣を問われた際に「自分の一番強力なパンチを、リードブローなしにノーモーションで打ち込む事が出来ればKO勝ちできる。」と答えたそうですが、今回のドネアの9Rの右などは、まさしくその通りの一撃でしょう。デュランvsデ・へスス(3)の12R、デュランが勝負を決定付けた右ストレートのカウンターが、今回のドネアの右に良く似たパンチだったですね。
私もデュラン-ヘススの3戦目だった統一戦を思い出しました。
あれも右ストレートのカウンター一閃でしたよね。
ああいうノーモーションのパンチってなかなか見る事ができませんし(ヤ○ザ一家の長男が吹聴しているのとは月とスッポンです)、ロイヤル小林を倒したアルゲリョやゴメスのパンチを思い出しましたよ。
そういえばフィリピン人ボクサーにはメキシカンも痛い目にあっているのですようね。
具志堅がフローレスに負けた時にメキシコ人はサルディバルの屈辱を晴らすことができたと喜んでいたと
いう話を聞きましたので、それぐらい自国のスーパー王者に対する思い入れが強いのでパッキャオにモラレスやバレラが負けたのはメキシコ人には痛恨でしょうね。
確かにWOWOWで煽り、ネット上にも試合の大きさが伝えられてただけに
ワインサイドで敗れてしまったのは、ボクシングファンからすると痛いですから
期待の裏返しとして厳しい意見も出ているのでしょう。
(一般のスポーツファンに「お薦め」していた人なんて参っちゃったでしょうね・・・)
序盤はともかく「右も左も出せない」ボクシングを5Rまで続けてしまい、
それを放送席が良しとしていたのにも、私は疑問を感じました。
(相手は完全にリズムと余裕を持ってしまったし・・・)
それでもダウンを奪われた回は打開を試みたワケだし、その姿勢は認めたいですね。
西岡選手といえば、ウィラポン第一戦で消極的な試合をしてしまい(私を含めた多くのボクシングファンから)批判を受けましたが
今回は勝負を掛けて倒されたのだから仕方がない・・・と思います。
防衛戦からドネア戦までのプロセスは、後の日本人世界王者に世界進出のヒントを残してくれたし
そう意味でも世界王者・西岡の功績は大きいですね。
結局 西岡戦をステップとしていたドネアと、ドネア戦をゴールにしていた西岡の違いが こういう結果になってしまったと思ってます。
やはり こういうビッグマッチは、できれば30代前半に行って欲しかったとは思いますね。
西岡の作った道を他の世界王者達も進んで欲しいものです。