コメント
 
 
 
わたしの愛したウルトラセブン (餃子少年)
2018-06-16 23:19:55
でも取り上げられていたエピソードですね。ドラマの予算がない事を逆手に取って作り上げた良作だと思いました。
 
 
 
艱難辛苦汝を珠にせむ (こーじ)
2018-06-17 22:05:52
>餃子少年様

 まさしく予算不足という艱難辛苦が名作を生んたと言っていいでしょうね。

 私の愛したウルトラセブンは見ましたけど、それだけ市川森一も思い入れのあるEPなのでしょう。

 
 
 
 
セブン第37話「盗まれたウルトラアイ」について (A-chan)
2020-10-24 00:50:07
こんばんは。
「盗まれたウルトラ・アイ」このエピソードも胸に残る話でしたね。マゼラン星の少女・マヤは狂った星・地球を破壊する為、邪魔になるウルトラセブンの変身アイテム・ウルトラアイを奪い取る為に地球へ送られてきましたが、彼女は少なくとも自分の任務に疑問を抱いていた筈です。本当に地球が狂った星なら、何故セブンは守ろうとするのか?

そして、彼女は見ました。プラネタリウムという文化施設、そこで純粋に宇宙の星々に目を向けている人々、自分よりも年少の少年少女達、他の星々に友好的なアナウンス(自我自尊な言い方にも聴こえますが、他の星々を友人と認めているのは分かります)。
地球人は荒廃的な人間達ばかりでは無い。だからこそセブンは地球を守る。マヤにはそれが分かった筈ですが、母星の上層部に不信感を抱きつつも彼女はそれに従わなければ生きていけない。だから彼女は己を隠して終始無表情を貫いていたのでは。

最終的にマヤは母星(上層部)から見捨てられるのですが、彼女の迎えを求める通信に迎えは無理と返信をよこしたのは彼女に友好的な善良な者だったと思われます。彼女に危機を伝えれば彼女は自分で対処すると見ての事でしょう。
そして、彼女はダンにウルトラアイを返しダンはセブンに変身、恒星間弾道ミサイルの進路は変えられ地球は危機を逃れます。

危機が去ったのを確認した後、マヤは自害してしまいます。同じ宇宙人の自分が他所の星でも生きているというのに何故マヤにはそれができなかったのかとダンは嘆きますが、マヤにしてみれば生きる為とはいえ犠牲にしようとした(冒頭の運転手さんは亡くなったかもしれない)地球の人々の恩恵を受ける訳にはいかなかったのでしょう。
地球がダンにとって「第2の故郷」であっても、マヤにとっては「他人の星」なのです。後に地球人が彼女のような運命を辿らない為には裏切りの無い世界を作らなければいけないのですが、それはなかなかできないようですね。
 
 
 
洗脳の恐ろしさですね (こーじ)
2020-10-25 11:52:54
>A-chan様
 
 このプロットはコテコテの思想教育を受けた工作員が派遣された先で、本当の事を知り自らの国は道具としてしか見てなかった事に絶望し最後は…という形の物語にできますからね。

 予算不足を逆手に取った形での名作でして今のウルトラでは絶対に作れない物語で、さすがは市川森一だと実感します。

 こうしてみると洗脳の恐ろしさを実感しますしね。
 
 
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。