コメント
 
 
 
面白い試合ではありましたが・・・ (吉法師)
2010-11-28 01:31:09
今回の長谷川vsブルゴスの試合、確かに面白い試合ではありましたが、世界タイトルマッチとして一流の試合だったのか?と問われれば「決して一流の内容とは言えない」と言うのが私の意見です。例えば西岡の試合と比較すると、リードブローのジャブが少なく、いきなりの右フックの強振から入っての、荒っぽい攻撃が目に付き、それに伴って右ガードがルーズになり「相手の左フックに対する防御の穴」の存在が顕著になってしまっていたのが、どうにも気になりました。一流、と言うにはまだまだ経験不足に見えたブルゴスの左フックをまともに喰らって、体が泳ぐ場面も一度や二度では無く、見ていて冷や冷やするような試合ぶり。ポイント上は大きく開きましたが、両者の実力にはポイント差ほどの大差は無かったのでは、とも思えました。

先に挙げた左フックに対する防御の脆さに関しては、ウィラポンに挑戦する直前に、鳥海純と対戦した試合の5R終了間際に、鳥海の左フックをまともに喰らってあわやダウン、のピンチに陥った時から、長谷川の弱点があるとすれば、左フックに対する防御、反応だと思っていました。幸い、と言うかサウスポーに対する左フックの使い方が上手い選手が10度の防衛線の間にはあまりいなかった(10度目の相手だったペレスを除くと)為に、私自身も忘れかけていましたが、モンティエルにKOされた時に、そうだ、長谷川の弱点は対左フックだったなあ、と、改めて思い出した次第です。

良く言われるサウスポー対策に「右パンチ、特にいきなりのショートストレートが有効」と言うのがありますが、私個人の考えでは「サウスポーの右リードブローに被せるようにして合わせる左フックを起点にしての攻撃」のほうがより有効ではないのか?と考えます。
サンディ・サドラー、柴田国明などサウスポーキラーとして著名だった選手の戦い方を見ると、目に付くのは相手の右リードパンチに合わせて外側から巻き込むようにして打ち込む左フックを起点にしての攻撃だった事から、そう考えるようになったのですが、ここ数戦の長谷川が見せてしまっている、左フックに対する穴を、超一流の対戦相手や、有能なトレーナーならきっと見逃さずに作戦を練ってくるはず。長谷川陣営がこの事に気付いて、対策を立ててこないと、先行きはかなり危ないのではないか?と危惧しております。杞憂に終われば良いのですが・・・

栗生に関しては、塩漬けにされての判定負けもありえる、と思っていましたが、良い意味での誤算でした。
 
 
 
同感です (こーじ)
2010-11-28 23:46:59
>吉法師様
 コメントお待ちしてました。

 勝っている間は欠点が覆い隠されている典型的な例が長谷川の左フックに対するガードの甘さでしたね。

 私もウィラポンと対戦した頃は‘ウィラポンは右ストレートタイプだからフックは怖くないので大丈夫’
などと思ってましたが、その後気にかけてなかっのでモンティエル戦で改めて感じましたね。

 ジョニゴンは左フックの名手ですから、要注意ですよね。
 
 
 
興奮の2試合 (TK)
2010-11-29 09:12:33
こーじさん、お久しぶりです。

私はこーじさんとは少し違った見方になりました。
粟生選手のガードが甘い所が以前から気になって気になって・・・。
パンチは当てていましたが、タイベルトのパンチもかなり貰っていましたので、いつひっくり返るか不安で見ていてはがいくて仕方ありません。
ノーガードの避け方もワンパターンなので、それを見切られると貰ってしまうし(実際軽いパンチをいいように貰ってました)
で、私の採点は僅差で粟生(ダウンがなければ勝敗は反対)

一方、長谷川選手は皆さん危惧している右ガードの甘さは目立ったものの、粟生選手とは安心感が違い、被弾しない(しても軽くいなせる)根底の技術があり比較的安心でした。
7Rのアッパーでグラついたのも、右足から左足へ荷重を移した所だったので、丁度バランスを崩した形になり、見た目よりは効いてはいないと思います。
しかし、1Rから強気に打ち合いに行ったのは気持ちの表れでしょうけど、後半のように最初からやればこのようなドキドキする試合展開にはならなかっただろう事を思えばある意味良かったかもしれませんね。

何はともあれ、2人揃って2階級制覇は本当に素晴らしい!
(ちなみに、飯田の解説が一番的を得ていたと思います)
 
 
 
コチラこそご無沙汰してます (こーじ)
2010-11-29 21:11:40
>TK様
 復活おめでとうございます。

 確かに粟生はパンチを不用意に貰ってましたね。
 あの左フックをよく貰うシーンが見受けました。

 飯田覚士の解説はマトモですから、けっこうアテに
なりますね。
 浜田の解説も悪くないですが、WOWOWでの解説ほどの
キレが今ひとつなのは気のせいでしょうか。
 
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