コメント
Unknown
(
吉法師
)
2010-06-07 23:22:19
たびたび例え話に引用しますが、白井義男さんの現役時代、世界タイトルマッチは観客の収容能力を考慮して、全て後楽園球場など屋外の野球場で行われていました。
ある防衛戦の際にカーン博士は白井義男さんに「ヨシオ、今日の試合を見に来た人々には、リングサイドの高い席で見る人も居れば、スタンドの高い所の安い席から見る人も居る。しかし、君が現役を終えた後に、今日の試合の事を覚えていて、長く君のファンで居てくれるのは、きっとあの一番安い席から熱心に見てくれる人々だよ。その事を肝に銘じて戦いなさい。」
会場に足を運んでくれる、それもなけなしのお金を握り締め、たとえ一番安い席からであっても、熱心に見てくれる人達こそが、プロスポーツを支えてくれる事の大切さを正しく理解していたカーン博士、本当に素晴らしい指導者だったのだと思います。
有名な話ですよね
(
こーじ
)
2010-06-08 23:12:05
>吉法師様
これは有名な話ですし、私の大好きな話の1つになってますよ。
白井義男氏は94年にホールで観戦した時に記念撮影を頼むと、関係者との話をさえぎって私との撮影を優先してくれたのが印象深いです。
そのときの事を記してますので、
http://blog.goo.ne.jp/ue-kj/e/3c19af913b8eeb70765a918c7af7f9ec
宜しければ読んでみて下さい。
おっと、既出でしたね(^^;
(
吉法師
)
2010-06-09 20:56:51
こちらにお邪魔するようになったのは、ここ一年半位でしたので、既出とは気付きませんでした。
しかし、本当に素晴らしい教えですし、それを終生守り続けた白井さんも素晴らしいお方でしたね。
TBSのボクシング解説陣も最近は…トホホな状況ですが、具志堅さんが解説に加わっていた時は、普段の天然ボケ風の口調とは裏腹に、的確な解説をしていましたが、その際にガチャガチャした泥試合的な展開になると「もっとボクシングして欲しいですね。」と白井さんの言葉を簡略化した言い方をしていた事を覚えています。具志堅さんの現役時代、試合後にダウン後の加撃などに苦言を呈していた白井さんの教えをしっかり受け止めていたと言う事なのでしょう。
現エンゼルスの松井秀喜が巨人に入団した際、当時の長嶋監督は「松井には日本のジョー・ディマジオになって欲しいんだ。皆に愛され、夢を与えられる名選手にね。松井は足も速い(当時、100mを11秒台)し肩も強い(遠投110m)だろう。だからサードも良いけど、ディマジオみたいな華のある外野手にしてみたいんだよ。」こう言って、松井をサードからセンターにコンバートしたのだそうです。そして、ファンを大事にする事、サインには出来る限り応じる事等を指導したのだそうです。
去年のワールドシリーズMVP獲得を誰よりも喜んだのが長嶋さんだったとの事、日本でもアメリカでもファンから愛される選手になった裏には、このような事があったんですね。ちなみに長嶋さん自身が、プロ入りの際に決意した事も「ディマジオのように、ファンに愛され、夢を与えられる選手になろう。」だったそうです。私の少年時代、後楽園球場で、目の前でサヨナラヒットを打ってくれた長嶋さん、ここ一番で必ず期待に応えてくれる本物のスーパースターでした。
他には、日ハムのダルビッシュもファン、特に少年少女のファンを大切に扱う事では定評があります。札幌ドームの日ハム戦などいつも満員近い観客動員を続けていますが、ファンを大切にするこう云う姿勢の賜物といえるのでしょうね。
いえいえ、どうしいたしまして
(
こーじ
)
2010-06-10 00:18:18
>吉法師様
ホント亀田チャンネルは具志堅が退いた後の解説者は、みんな酷いですよね。
いい伝統を断絶させてます。
これからの野球は外野手が主役というのを見抜いていた長嶋監督の先見の明も素晴らしいですよ。
にも拘わらず‘サードはスターのポジションなのに’などと抜かす無能評論家が多いのは困りものですよね。
特に昨今は地域密着型が当然ですから、一般のファンを大切にという姿勢はより一層求められるでしょう。
こんな拙ブログですが、これからもよろしくお願いします。
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ある防衛戦の際にカーン博士は白井義男さんに「ヨシオ、今日の試合を見に来た人々には、リングサイドの高い席で見る人も居れば、スタンドの高い所の安い席から見る人も居る。しかし、君が現役を終えた後に、今日の試合の事を覚えていて、長く君のファンで居てくれるのは、きっとあの一番安い席から熱心に見てくれる人々だよ。その事を肝に銘じて戦いなさい。」
会場に足を運んでくれる、それもなけなしのお金を握り締め、たとえ一番安い席からであっても、熱心に見てくれる人達こそが、プロスポーツを支えてくれる事の大切さを正しく理解していたカーン博士、本当に素晴らしい指導者だったのだと思います。
これは有名な話ですし、私の大好きな話の1つになってますよ。
白井義男氏は94年にホールで観戦した時に記念撮影を頼むと、関係者との話をさえぎって私との撮影を優先してくれたのが印象深いです。
そのときの事を記してますので、
http://blog.goo.ne.jp/ue-kj/e/3c19af913b8eeb70765a918c7af7f9ec
宜しければ読んでみて下さい。
しかし、本当に素晴らしい教えですし、それを終生守り続けた白井さんも素晴らしいお方でしたね。
TBSのボクシング解説陣も最近は…トホホな状況ですが、具志堅さんが解説に加わっていた時は、普段の天然ボケ風の口調とは裏腹に、的確な解説をしていましたが、その際にガチャガチャした泥試合的な展開になると「もっとボクシングして欲しいですね。」と白井さんの言葉を簡略化した言い方をしていた事を覚えています。具志堅さんの現役時代、試合後にダウン後の加撃などに苦言を呈していた白井さんの教えをしっかり受け止めていたと言う事なのでしょう。
現エンゼルスの松井秀喜が巨人に入団した際、当時の長嶋監督は「松井には日本のジョー・ディマジオになって欲しいんだ。皆に愛され、夢を与えられる名選手にね。松井は足も速い(当時、100mを11秒台)し肩も強い(遠投110m)だろう。だからサードも良いけど、ディマジオみたいな華のある外野手にしてみたいんだよ。」こう言って、松井をサードからセンターにコンバートしたのだそうです。そして、ファンを大事にする事、サインには出来る限り応じる事等を指導したのだそうです。
去年のワールドシリーズMVP獲得を誰よりも喜んだのが長嶋さんだったとの事、日本でもアメリカでもファンから愛される選手になった裏には、このような事があったんですね。ちなみに長嶋さん自身が、プロ入りの際に決意した事も「ディマジオのように、ファンに愛され、夢を与えられる選手になろう。」だったそうです。私の少年時代、後楽園球場で、目の前でサヨナラヒットを打ってくれた長嶋さん、ここ一番で必ず期待に応えてくれる本物のスーパースターでした。
他には、日ハムのダルビッシュもファン、特に少年少女のファンを大切に扱う事では定評があります。札幌ドームの日ハム戦などいつも満員近い観客動員を続けていますが、ファンを大切にするこう云う姿勢の賜物といえるのでしょうね。
ホント亀田チャンネルは具志堅が退いた後の解説者は、みんな酷いですよね。
いい伝統を断絶させてます。
これからの野球は外野手が主役というのを見抜いていた長嶋監督の先見の明も素晴らしいですよ。
にも拘わらず‘サードはスターのポジションなのに’などと抜かす無能評論家が多いのは困りものですよね。
特に昨今は地域密着型が当然ですから、一般のファンを大切にという姿勢はより一層求められるでしょう。
こんな拙ブログですが、これからもよろしくお願いします。