コメント
 
 
 
地獄を見た者の強さと意地 (吉法師)
2010-12-27 00:42:48
安藤美姫の逆転劇は見事の一言。前日のSPでは、確実性重視の演技構成で2位だったものの、フリーは圧巻の一言。安心して見ていられる安定感、ここ一番の集中力共に実に素晴らしかった。
思えばトリノ五輪の際は予選で不調、体も今ひとつシェイプされておらず「最初から安藤は代表枠確保済み」と酷評され、五輪本番でもミスを連発して下位に沈み、と文字通り地獄を見た上に、バンクーバーでもほぼ完璧な演技を見せながら「浅田・安藤下げ」のジャッジに泣かされてメダルを逃し、と幾度も辛酸を嘗めた者の「転んでも只では起きない、今に見ていろ!」の意地と磨き上げた技の強さを存分に見せてくれました。

同じくバンクーバーでは不当なジャッジ(と、あえて言い切ります)に貶められた浅田真央も、ジャンプを全面的に見直す、という乾坤一擲の勝負に挑み、生みの苦しみを味わった末に、どうやら一つの突破口を見出したかに思える今回のフリーでした。でも、真央ちゃんの実力はあんなモンじゃあないはず。今回のフリーの内容なら、まだまだ伸び代は相当にありそうに思えました。おかえり、がんばれ!ですね。

怖いもの知らずで突っ走ってきたかのように見えた村上佳菜子も、さすがにフリーの演技開始前は緊張感で表情が強張って見えましたが、演技終了後はいつもの笑顔全開。彼女もいつかは安藤、浅田のように地獄を見る日がくるかも知れませんが、トップ2がこうも磐石だと、案外このまま4年後まで突っ走ってしまう可能性もありえるかも… こうなると(悪い)恒例のルール変更という名の日本バッシングが一番心配かも、ですね。
 
 
 
Unknown (怪人太郎冠者@1553)
2010-12-27 21:46:39
ジュニアにどんどん若い力が育ってますからソチまで、下剋上に次ぐ下剋上、まさに戦国フィギュアの様相ですね。
これほどにレベルの高い戦いであったにもかかわらず、スポーツ各紙の一面は
報知 三バカ大将
日刊 真央ちゃん
スポニチ 三バカ大将
サンスポ 有馬記念
東中 三バカ大将(但し中日は真央ちゃん)
デイリー 三バカ大将
道スポ 有馬記念(道スポは北海道新聞のスポーツ紙ですが、サンスポから紙面提供を受けています。普段は日ハム新聞です)
西スポ 高校駅伝(どうしちゃったんでしょうね?)

なお、三バカ大将は見てませんが(見る気にもなれませんが)録画されたのは無駄だったような気が。
 
 
 
書き込み御礼&レス (こーじ)
2010-12-27 23:54:39
>吉法師様
 やはり壁を乗り越えると、それが力になるという例ですよね。

 まぁ出る杭は打たれるとは言いますが1つの国が勝ち過ぎるとルール変更になりますけど、対抗策としては
あらゆるタイプの選手を育成(つまりジャンプを跳んでナンボの選手ばかりではない)する必要がありますね。
 
 だからこそ層の厚さは絶対必要ですね。

>怪人太郎冠者@1553様
 コチラのスポニチでは浅田真央がトップでしたよ。
 3バカの長男の記事など一番小さかったのですけどね。

 印刷が間に合わなかったのでしょうか。
 それにしても世界戦とは思えないショーボクシングでしたね。
 
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