冥王星基地攻防戦始まる

 今から50年前の74年11月17日にOAされた宇宙戦艦ヤマト7話か
ら、ガミラス冥王星前線基地攻防戦が始まる。

 ガミラス冥王星基地は太陽系制圧艦隊前線基地で地球攻略のため
遊星爆弾を発射し地球上の都市を壊滅へ追いやり、地表を放射能で
汚染した元凶だからヤマトとしては絶対に叩く必要がある基地だ。

 そこでヤマトと冥王星前線基地攻防戦が3話にわたって描かれる
のだが、とりあえずヤマトは3話で地球を出発すると4話と5話で
ワープ航法と波動砲テストを成功させ6話では土星のヤマトの修理
に必要なコスモナイトがあるため立ち寄るなど順調な航海を続けて
いた。

 とはいえガミラスも冥王星前線基地の総力をあげてヤマトを太陽
系から脱出させないよう考えていたわけで、その切り札ともいうべ
き兵器が反射衛星砲。

 冥王星前線基地司令官・シュルツによると‘ヤマトの波動砲より威
力は上だが射程は短い’との事で、基地の海底に設置され衛星軌道上
にある人工衛星の反射衛星に照射すると衛星の反射板の角度を調整
して標的を狙える。

 さらに複数の反射衛星を経由すると惑星の裏側にも攻撃が可能で
あり、惑星地表から衛星軌道に至るまで死角がないというヤマトに
とって厄介な兵器だ。

 ヤマトは冥王星の戦いで反射衛星砲の直撃を3度にわたって受け、
一旦冥王星の海に沈むなど初めてのダメージを被る事になる。

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
Unknown (こうちゃん)
2024-11-20 08:02:31
反射衛星砲の威力が波動砲より上ならば
1発目で轟沈していた筈だよね。
でも3発被弾しても沈まなかったのは、反射衛星砲は海中から撃たれたのが要因だと思う。
ビームが海中に到達し、目標のヤマトに着弾するまでに
ビームの収束率が想定以上に減衰した為に轟沈しなかったと見ています。
この兵器は自己防衛の手段としては有効。
しかし、ウィークポイントは砲台の移動が不可な事と
位置特定がされやすい事。
だから他のアニメでは使われ難いし、もしかしてヤマトに対するオマージュの意味も込められているのかも知れません。
 
 
 
なるほど (こーじ)
2024-11-20 20:36:55
>こうちゃん様

 文献によると‘反射衛星砲が波動砲よりも強力というのはシュルツらが波動砲を見た事がないため’とありましたが、反射衛星砲は海中では効果がないという事例を考えると砲台が海中にあるので地上に出ると効果が半減という説の方が正しい可能性が高いですね。

 
 
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