自然と生きる

気ままに健康で楽しく生きる。そして、天寿120歳を目指す。

梅は外芽で剪定する

2018-12-09 10:16:37 | 日記

 昨今は、何でも面倒くさいとばかり、

植木屋業界でも、松以外は殆ど刈込み

で済ませるとか、そういう時代です。

刈込みというのは、表面の形状を丸な

り四角なりに刈り揃える行為ですが、

樹幹内の整枝剪定後に、輪郭をそろえ

る意味での刈込み仕立てという作業で

はなく、ただ、外だけ刈る内側は何も

しないという作業が多くて、梅の木を

それでヤラレルと、後の祭りです。

堅い枯枝だらけで樹幹内部に手も入ら

ないとか大変です。

 

剪定屋さん、梅は嫌いでは無いので、

真面目にやりますが、基本は小枝で

作って外芽で切るという感じです。

徒長枝は新たに枝を作る場合以外は、

すべて除去ですね。

この時期、花芽がしっかり確認できる

ので、欲しい花分芽を残せば宜しい。

梅は樹勢が強いものがありますが、

剪定の理想は、6~7月頃に整枝徒長

枝除去、冬に軽く整枝するのが良い。

徒長枝を冬まで放置するのは枝が太っ

てバランスが崩れますし、枝が堅くて

剪定し辛いからです。

 

梅の剪定作業後です。

ようやく本格的な寒の到来です。

ではでは。


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