ひろひろの生活日記(LIFE Of HIROHIRO)

パソコン講習とソフト開発をしています。自作小説も掲載しています。ネット情報発信基地(上野博隆)Hirotaka Ueno

0170_西方浄土(014)裕也の冒険

2019年12月12日 14時19分28秒 | 裕也・冒険日記(自作小説)
0170_西方浄土(014)裕也の冒険
--3っの地球③--
裕也は、今度は、過去の滅びた文明、国、宗教に
思いを走らせた。
裕也は、今出来る限りの命を呼び覚ました。
西の地球は、古い都市から現代の都市まで
入り乱れた都市を大地に形どった。
浄土のルールは、自然に練りこまれていた。
誰かが記録し守ってる(制御している)のである。
一通り終わると、裕也はお釈迦様に言った。
「この西の地球を管理する仏様が必要です。
 知識と経験と心を分け与えて分身を創っては
どうですか」
以前、裕也は、天界を守る「天照の裕也」を生み出したことがある。
「お釈迦様、分身を生み出しましょう」
(釈尊はうなずいた)
二人は両手を上下にして空間に力とエネルギーを注いだ。
金々しい仏様が姿を現した。
(阿弥陀仏)裕也は、少し思った。
(これで、経は、妄語にあらず)
と言ってお釈迦様は、西の地球と分身の仏をつれて、
釈尊の現世に帰っていった。
つづく 次回(?????)
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0169_西方浄土(013)裕也の冒険

2019年12月12日 13時47分26秒 | 裕也・冒険日記(自作小説)
0169_西方浄土(013)裕也の冒険
--3っの地球②--
裕也は、右手を伸ばし、少し上にあげ、
左手を下に伸ばした。
両手を上下にし、間を空け掌(てのひら)を向かわせた。
そして、空いてる空間に力とエネルギーを注ぐ。
南の地球を思い浮かべる。
(土よ。水よ。集まり来たれ。大地になれ。海になれ。)
裕也は念じた。
土は集まり来たりて大地となり、
水も集まり来たりて海、川となした。
そして、大地が安定し西の地球の土台となった。
今度は、右手と左手の拳を握り、
西の地球の両端に位置して力とエネルギーを込めた。
手は燃え上がり、炎の太陽と青い月の誕生である。
手の指を軽くつまんで、宇宙の形をなぞる。
「これで、西の地球は出来ました。
 次は、生命です」
裕也は、鎌倉時代に「南無阿弥陀仏」を唱えて死んだ人、
また、「南無妙法蓮華経」を唱えて死んだ人を思い浮かべた。
先祖を供養する(成仏させる)のも、子孫の思いであるし、子孫を成仏させるのも先祖の思いであると思った。
鎌倉時代に災害や戦で死んだ人の苦しみ眠る生命を感じたのである。
裕也は、闇の宇宙から生命を呼び寄せた。
当時の街並みも思い浮かべて西の地球の大地に創造した。
これは、光と闇の力である。
今まで、戦ってきた神様魔族が力を貸したのである。
つづく 次回(西方浄土014)3っの地球。
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