ひろひろの生活日記(LIFE Of HIROHIRO)

パソコン講習とソフト開発をしています。自作小説も掲載しています。ネット情報発信基地(上野博隆)Hirotaka Ueno

0192_神の役職(021)裕也の冒険

2019年12月20日 13時26分09秒 | 裕也・冒険日記(自作小説)
0192_神の役職(021)裕也の冒険
--空の体⑦--
(ひろ子ちゃん。私はアクティス。今は、真奈美だけど)
真奈美は、裕也に頼まれて妖精を動かしてから
意識を流していたのである。
その書物は、アクティスのお爺様(おじいさま)が
保管したものである。
闇の種族の村が滅びた時、お爺様は、書庫も移動させたのである。
(アクティス。本当にアクティス)
ひろ子は、喜び慌てて聞いた。
(真奈美と言う子の体と合体したの)
(それより書物は、それが原紙ではないの。
 原紙は、自然の法則の部屋にあるの)
真奈美は答えた。
(その自然の法則の部屋はどこにあるの)
ひろ子は、尋ねた。
つづく 次回(神の役職022)始まりの部屋①
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0191_神の役職(020)裕也の冒険

2019年12月20日 12時54分31秒 | 裕也・冒険日記(自作小説)
0191_神の役職(020)裕也の冒険
--空の体⑥--
(裕也。神仏の力について書かれた文献があったよ)
ひろ子は、呼び掛けた。
(ひろ子ちゃん。でかした。)
裕也は、返事した。
(なんて記述されているの)
(第801章 神仏の合議

 神仏の世界は、合議によって保たれる。
 しかし、民を疎(おろそ)かにしてはならない。
 東の神仏の力は、民の信をもって力とする。
:)
ひろ子は、第801章を読んだ。
裕也は、この二日間どう訂正すれば良いか考えていた。
そして、結論を出した。
(第801-追記 神仏の力の補足
 東の神仏の力は民の信による。
 ただし、民の信が揺らいでも生きる力は奪えない)
(こう付け加えてくれませんか)
裕也は、ひろ子ちゃんに頼んだ。
(もう一回言って)
ひろ子は何回も聞いて覚えた。
そして、ペンを出した。
付け加えようとペンで書こうとした。
その時。
(だめ。それに書いても)
声がした。
つづく 次回(神の役職021)空の体⑦
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0190_神の役職(019)裕也の冒険

2019年12月20日 12時23分31秒 | 裕也・冒険日記(自作小説)
0190_神の役職(019)裕也の冒険
--空の体⑤--

第001章 序章
 宇宙のはじまりより以前には、神、仏、人間の区別はない。
 全てのものは、等しい。それを「生命」と呼ぶ。…
 神と人間の区別はない。)

で始まり、
(いつか仏が現れ、神々の争に平和が訪れる。

第801章 神仏の合議
 神仏の世界は、合議によって保たれる。
 しかし、民を疎(おろそ)かにしてはならない。
 東の神仏の力は、民の信をもって力とする。

第901章 久遠
 一つの支配は終わる。

 無辺、無境、無壁、無死、無自…
 永遠となる)
(有った)
ひろ子ちゃんは、見つけた。
読み始めて2日過ぎていた。
(裕也。見つけた)
裕也の心に投げかけた。
つづく 次回(神の役職020)空の体⑥
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0189_神の役職(018)裕也の冒険

2019年12月20日 10時40分04秒 | 裕也・冒険日記(自作小説)
0189_神の役職(018)裕也の冒険
--空の体④--
ひろ子は、中に入った。
棚が並んでいる。
ひろ子は、棚の段数を数えた。
「1、2、3…6,7」7段ある。
段の上には書類を納めるボックスが置かれている。
何か文字が書かれている。
古代の文字である。
しかし、ひろ子には読めた。
ひろ子は実は古代の元子の神の一人である。
「南無阿弥陀仏の開眼抄」と書かれている。
次に、
「南無妙法蓮華経の開眼抄」と書かれている。
そして、下の段に「日蓮大聖人著書」と書かれたボックスがズラリと並んでいた。
その下の段には「親鸞聖人著書」と書かれたボックスが並んでいる。
(奥にいくほど古い著書かもしれない)
ひろ子は、そう思った。
奥に進む。
「イエスキリスト…聖書…」
「ゴータマ・シッダッタ…法華経…」
「ゼウス…ギリシャの神々…」
そして、一番奥の棚に着いた。
「宇宙のはじまりの法」とある。
そして、その上の棚に
「宇宙のはじまりより前にある法則(魔法)」とある。
(これかなぁ)
ひろ子は、そのボックスを下におろした。
つづく 次回(神の役職019)空の体⑤
 
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0188_神の役職(017)裕也の冒険

2019年12月20日 09時56分17秒 | 裕也・冒険日記(自作小説)
0188_神の役職(017)裕也の冒険
--空の体③--
ひろ子は、突き当りの階段を降り、
地下の書庫に着いた。
番人に日蓮大聖人に頂いた閲覧許可を見せた。
番人はすんなり通してくれた。
ひろ子は少し奥に進み書庫の扉の前に着いた。
3メートルはあるだろうか、開き扉である。
左の扉の真ん中に学者風の人が黒いコートを着て帽子をかぶり、
本を左腕に抱えて、右手には杖を持っている。
魔法の杖だろうか。
右の扉には、剣と盾を持ち甲冑(かっちゅう)を着た兵士が浮き彫りされていた。
書庫を守っているのだろう。
緑の弦と葉が周りを囲んでいた。
ひろ子は、恐る恐る扉を引いて開けた。
「ギィギイギィ」
重苦しい音が響き。新しい紙の匂いがした。
老いから守られているのだろう。
つづく 次回(神の役職018)空の体。
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