ひろひろの生活日記(LIFE Of HIROHIRO)

パソコン講習とソフト開発をしています。自作小説も掲載しています。ネット情報発信基地(上野博隆)Hirotaka Ueno

闇と光の慈愛のコントラスト(59)侵略

2019年06月29日 08時14分10秒 | 闇と光の慈愛のコントラスト(自作小説)
闇と光の慈愛のコントラスト(59)侵略
--侵略(009)--
「お父さん。逃がしてくれるんじゃなかっの?
 お願い。見逃してください。
 アイリスから手を放して」
 エンビは、悲痛な声を上げた。
「闇の種族を許すわけにはいかないのだ。
 闇の種族は、この一番良い土地を我が物顔でのさばっている。
 この土地は、光の神のもののだよ。
 我々のものなのだ。
 エンビ。わかるな。
 闇の種族は、滅ぼさなければならないのだよ」
ロイアナは、滾々と言った。
そして、エンビとアイリスを光の村に連れて帰り、牢屋に閉じ込めた。
つづく 次回(侵略010(拷問1)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

0146_東のシステム会社(002)裕也の冒険

2019年06月29日 06時39分42秒 | 裕也・冒険日記(自作小説)
0146_東のシステム会社(002)裕也の冒険
ーーコンピュータ社会(2)ーー
「分かりました。
 何とかやってみましょう」
裕也は、新しいシステムを作ることを了承した。
「まずは、東のシステムの中心となるコンピュータを作りましょう」
そう言ってから裕也は、前提条件を考えだした。
(処理能力は、スーパーコンピュータぐらいないといけない。
 大きさは、オフィースコンピュータくらい。
 メモリは、メモリで別システムのユニットを作ろり、
 記憶の宇宙と連携しよう
 …)
一通り考えると、裕也は手をかざし、
スーパーコンピュータとオフィースコンピュータをイメージしてガッチャンコした。
CPUとメモリは、圧縮されて3次元CPUと3次元メモリとなり、新しいコンピュータが出来た。
(記憶媒体は、記憶の宇宙と連携し、
 コンピュータ自体も宇宙を構成する。
 宇宙自体がバックアップとなっている。
 記憶の宇宙から記憶データを抽出してディスクに収め小さな記憶の宇宙を形成する。
 記憶データには、多重インデックスを付ける。
 過去の呼び出しキーを基に作成する。
 名前は、そうだ!多次元ワーク・アクセス・ディスクユニット(MDWAU)
にしよう。)
裕也は、考えがまとまると両手をかざし、円を描き力を込めた。
力は出しつくした。
「コンピュータは出来上がりましたか?」
「裕也。コンピュータは出現しました」剣の尊は、言った。

つづく 次回(東のシステム会社(003)コンピュータ社会(3))
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

0145_東のシステム会社(001)裕也の冒険

2019年06月28日 15時37分44秒 | 裕也・冒険日記(自作小説)
0145_東のシステム会社(001)裕也の冒険
ーーコンピュータ社会(1)ーー
(やっと仕事が終わった。
 今日は長かったな)
裕也は、会社から帰って来て、やっと一息ついた。
そこに、女性の声。
「裕也。久しぶり。頼みたいことがるの」
(声が聞こえてくる。
 神さまの声?
 なんとなく聞き覚えがるような感じがする))
「神様ですか?」裕也は声の主に聞いてみた。
「私は、日本古来の神。
 剣の尊(つるぎのみこと)とでも呼んでください。
 ところで、裕也に頼みたいことがあるのです。
 昔、グッドバンクが出来たとき、
 真奈美さんが
 紙に書いて定義したそれなりのシステムが有ったのだけど
 もう、時代にそぐわない。
 この際、システムを一新したいのです。
 頼みを聞いてくれますか?」
つづく 次回(東のシステム会社(002)コンピュータ社会(2))
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

闇と光の慈愛のコントラスト(58)侵略

2019年06月28日 10時48分13秒 | 闇と光の慈愛のコントラスト(自作小説)
闇と光の慈愛のコントラスト(58)侵略
--侵略(008)--
「待て。」
アイリスの目の前を人影が遮った。
雲の隙間から、月の光が漏れる。
そして、その人影を照らす。
エンビは、目を見張った。
「お父さん」
その影は、エンビの父ロイアナであった。
他にも数人の村人が周りを囲んでいた。
そうである。
エンビを追跡していたロィタは、エンビとアイリスが
ロイアナが指示した方角とは逆に東に向かうのを見定めて、ロイアナに知らせに行ったのである。
ロイアナは、数人の村人を連れエンビを先回りして東に向かった。
そして、エンビを見つけ密かに追跡していたのである。
「お父さん。なぜ、ここに」エンビは驚いて尋ねた。
しかし、村人達は、問いかけに答える前にアイリスを捕まえていた。
「エンビ。良くやった」ロイアナはエンビに答えた。
つづく 次回(侵略009)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

0144_西の宇宙(017)裕也の冒険

2019年06月28日 10時09分18秒 | 裕也・冒険日記(自作小説)
0144_西の宇宙(017)裕也の冒険
ーー王と民衆(5)ーー
社長への呼び出しは収まった。
しかし、イォーの息子が呼び出されて出てきて、また首脳への呼び出しが始まる。
皆もイライラしている。
裕也は、部屋全体に意識を広げた。
イォー息子が呼び出されても、ほいほい出てこないように裕也も察知し一緒に我慢した。
裕也は首脳への呼び出しも我慢した。
みんなも、落ち着きを取り戻してきて我慢するようになってきた。
相互理解と努力が必要なのである。
みんなは、裕也の意識に触れ覚醒したのかもしれない。
しかし、心の声が聞こえたり、話せたとしても超能力ではない。
テレビに出て金儲けには使えない。
仕事は社会のシステムに乗っ取らなければならないもので、
裕也の磁場は、言うなれば宗教のシステムである。
空中に肉が漂っている。
裕也は、不思議そうに見ていた。
それは、裕也に近づいて来て腕に着いた。
ひんやりとした感覚がした。
裕也は、会社の人が裕也にリレーションしたのだと分かった。
社長は、王である。社員は民だ。
しかし、リレーションの主体は主である。
裕也は、主なのである。
裕也は、静かな穏やかな気の中にいる。
西の宇宙の王と民も裕也にリレーションした。
つづく 次回(東のシステム会社(World Electronics COM))
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

0143_西の宇宙(016)裕也の冒険

2019年06月26日 08時35分03秒 | 裕也・冒険日記(自作小説)
0143_西の宇宙(016)裕也の冒険
ーー王と民衆(4)ーー
(このまま、呼び出していると何かの罰を受けないとも限らない。)
裕也は、何とか普通の状態に戻せないかと考えた。
(まずは、社長が憤慨する前に何とかしないと)
裕也は、社長に心の声で呼びかけることにした。
(社長。システム開発部の裕也です。
 呼び出されてお困りではないですか?)
暫くして、
(ちっと、仕事が手につかない。裕也君。
 これは、どうしたことなのかな?)
社長から返事があった。
(僕の磁場のシステムの影響かもしれません)
裕也は、答えた。
(どうすれば、呼び出されなくなるかな?)
社長は、尋ねた。
(今の段階では、この事象は、私の居る部屋に限られています。
 実際の手段で、みんなと親密になるのは、嬉しいけど、社長に用のあるときは、ちゃんとした会社の正規のルールで提案をするようにと部長に電話してみんなに伝えてもらえませんか。
みんなも本当に社長が呼び出されていることが理解できると思います。)
裕也は、社長に現実に対応することを促した。
(わかった)社長は、その案を実行することにした。
そして、部長のデスクの電話がかかる。
部長は、数分話して、そして、裕也が言ったさっきの話をみんなに伝えた。
「システム開発室のみんなにお知らせです。
  ………
 要件があるときは、提案するようにお願いします」
皆は、リアルに社長が呼び出されていることを実感した。
そして、悪ふざけでと軽い気持ちで思っていたことを反省した。

つづく 次回(王と民衆5)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大坂なおみ世界1位陥落シャラポワら並ぶ21週維持

2019年06月24日 13時10分57秒 | ***スポーツ応援情報***

なおみ は頑張ったと思う。
これからも応援するね。
これで、プレシャなくなるといいね。
(^^)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

闇と光の慈愛のコントラスト(57)侵略

2019年06月24日 10時57分00秒 | 闇と光の慈愛のコントラスト(自作小説)
闇と光の慈愛のコントラスト(57)侵略

--侵略(007)--

「アイリス。前にアクデシアの書庫から本を借りただろ。
 その本が父に見つかったらしい。
 それを父が光の神に報告した。
 多分、その本が気に触ったのだろう。
 光の神が闇の種族を皆殺しにすると言っている。
 村に居ると殺されてしまう。
 アイリス。僕と逃げよう」
エンビは、アイリスに村が襲われることを話した。
「ほんとう?どうして村が襲われなければならないの?
 あの本もアクデシアが書いたものではないは、
 宇宙の始まりからある本よ。
 どうして…どうして……」
アイリスは悲しみが込み上げてきてきて止められなかった。
「闇の種族が何も悪くないことは分かる。
 でも、神様ってそういう者じゃない。
 私は、君だけでも助けたい。
 その一心で来たんだ。
 二人で逃げよう」
エンビは、アイリスを諭したかった。
「私だけ逃げるなんて出来ない」アイリスは叫んだ。
「逃げないと、アイリスも僕も殺されてしまう。
 きっと僕も殺されてしまう。
 逃げてくれ」
エンビは、アイリスに懇願した。
アイリスは、エンビの話を聞かずに闇の村に戻ろうとした。

つづく 次回(侵略008)
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

闇と光の慈愛のコントラスト(56)侵略

2019年06月24日 08時16分32秒 | 闇と光の慈愛のコントラスト(自作小説)
闇と光の慈愛のコントラスト(56)侵略

--侵略(006)--

エンビは、森の外れまで来た。
闇の種族の村が見える。
「ウォォォォー ウォォォォー ウォォォォー」
エンビは、オオカミの真似をし遠吠えを上げる。
アイリスへの合図である。
暫くして、一つの人影が村から出て近づいてくる。
もう、日は暮れている。
真っ暗である。
「エンビ エンビ いるの?」
アイリスは、森まで来て囁いた。
「アイリス こっち こっち」
エンビは返事をした。
「エンビ 会いたかった」
アイリスは嬉しそうに答えた。
「アイリス とにかく急用です。
 歩きながら話そう。」
エンビは、森を東に歩き始めた。
アイリスもエンビについて歩いていった。
そして、闇の種族の村から1キロぐらい離れたところで、
エンビは、事の次第を話し始めた。

つづく 次回(侵略007)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

闇と光の慈愛のコントラスト(55)侵略

2019年06月22日 14時16分31秒 | 闇と光の慈愛のコントラスト(自作小説)
闇と光の慈愛のコントラスト(55)侵略

--侵略(005)--


闇の村にも夜が来た。
(父は、一人で農作業できるだろうか?
 いや、大丈夫だろう。
 父も助けに行くことを望んでいる。
 よし助けに行くぞ)
エンビは、意を決した。
夕闇に紛れて、エンビは、光の村を抜け出し、闇の村に向かった。
(エンビは、闇の村に向かったか?)ロイアナは、家の戸が開くのを聞き逃さなかった。
そして、家に招き用意していた光の民ロィタを呼んだ。
「ロィタ。エンビに見つからないように監視していておくれ。
 さぁ。行け」と言った。
ロィタは、見つからないように密かにエンビに付いていった。

つづく 次回(侵略006)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする